五月一五日、日吉陸上競技場において、第13回早慶ラクロス定期戦が行われた。女子(大学戦)は、慶大が早大に九年ぶりの敗戦も、男子(大学戦)は、慶大が早大に快勝。見事、早慶ラクロス定期戦五連勝を飾った。また、大学男女戦の前には、高校男女戦、OB・OG戦が行われ、会場は大いに盛り上がった。

【女子】
 慶大6―8早大
 前半の大量失点(7失点)が敗因。後半必死の追い上げも実らず、定期戦九年ぶりの敗北。

【男子】
 慶大11―7早大
MVP 継渉(医1)
序盤、早大に2点を先制されるも、慶大はAT継(医1)の得点などで逆転に成功。その後も慶大はATの継・堀池(理3)らが小刻みに点を重ね、終盤の早大の反撃を振り切った。

 木村主将「早慶戦は絶対に勝たなくてはならない大事な一戦。なぜなら、早慶戦は歴史に残る戦いであり、また、早慶戦勝利は全日本選手権優勝を達成する上での中間目標であるから。今日の試合では、立ち上がりにファールを繰り返し先制を許したが、その後しっかり自分たちのラクロスをして流れを引き寄せられた。全日本選手権優勝が目標。そのためにも、ブレイク(速攻)からの得点の少なさ、パス・キャッチの精度の低さといった課題を克服したい」