慶應大学 文学部の第2外国語を知る【慶應塾生新聞オンライン限定】

文学部に合格された皆さん、本当におめでとうございます!4月から晴れて慶大生ですね!!

その前に必ずやらなくてはならないことの一つが第2外国語の選択です。でも、文学部の2外は種類がたくさんあるし、そもそも語学ごとの違いなんてわからないよ!という人も多いのではないでしょうか…?

そこで、慶應塾生新聞会では現役文学部生にインタビュー!文学部の2外の特徴に迫りました!!

 

※注意:以下の内容は、2021年度以前のものです。履修に際しては、シラバスや『語学科目 履修案内』などを必ず参照の上、選択してください。

文学部の2外とは

フランス語

なんで履修しようと思ったの??
  • レヴィストロースという学者のやっていたことに興味があった(いわゆる構造主義)
  • フランス語の歌(シャンソン)を聴いてみていいなと思った
  • 高校時代にフランス文学をよく読んでいたことと、興味がある専攻と関連していたから。

 

1年生のとき、授業ではどんなことをやるの?
1年生の時に使っていた教科書
(※変更の可能性あり)

ひとつ驚いたこととしては、法学部のインテンシブクラスよりも春の進度が早かったこと。法学部インテンシブクラスよりも週のコマ数が少ないのですが(法学部インテンシブは週4コマ)。このため、初回ガイダンスでも言われるのですが、一回の欠席が命取りになるので出来るだけ休むことのないよう気を付けましょう。

 

授業はどんな雰囲気だった?

 

履修していて、楽しかったところ・よかったところ
  • フランス語は思ったより日常生活に根付いていて(料理、芸術…)、意味がわかるようになると嬉しいし、教養になる。
  • 街中のおしゃれなブランドの名前の意味が分かるようになった。
  • 春学期の期末テストがあまりにも難しく、その後テスト対策で仲良くなった友人ができた

 

履修していて、難しかったところ・大変だったところ
  • 名詞の性、活用、時制など、覚えることが多く頭の整理が大変で、こまめに復習する必要があった。
  • 動詞の活用が異様に多く、動詞を見たときに辞書を引いても、活用を覚えていないと全く意味がない。
  • 発音が非常に難しい。基本ルールを覚えても例外規定が多く混乱する。読まない字があったり、リエゾン、アンシェヌマンなど特有のきまりがあったりと、慣れるまでに時間がかかった。
  • 一部の数字表現が突っ込みたくなるほど独特。たとえば81は、和訳すると「20×4+1」という言い方になる

 

  • 1回の授業で1単元進むため、とにかく進度が早い
  • 留年がかかっているので必死にやらないといけない。油断するとすぐ留年してしまいそうな謎の危機感がある。

 

課題の量(先生によって異なるため、一例)
  • 次回の授業の予習
  • 今まで習った文法事項を含んだフランス語の文章の和訳
  • 上の文章の音読練習
  • コミュニケーションクラスがオンデマンドのとき(隔週)は出席確認も兼ねた課題

 

期末テストの様子

 

 

ドイツ語

なんで履修しようと思ったの??
  • 好きな漫画の舞台であったし、いつか行ってみたいなというように思っていた憧れの国がドイツだったため
  • ドイツに住んでいた時期があったこともあってドイツに親近感があり、ドイツに対しての見識をさらに深めたいと思った。
  • また、ドイツの在住期間がそこまで長くはなく、当時あまり真面目に勉強出来なかったので、悔いが残ってしまっていたから。

 

1年生のとき、授業ではどんなことをやるの?
1年生のときに使用したテキスト(※変更の可能性あり)

授業はどんな雰囲気だった?

 

履修していて、楽しかったところ・よかったところ
  • ドイツを舞台にした映画の標識に「お!」となったことがある
  • ドイツの美術や歴史、音楽に興味があると取り扱うため興味深く学べる
  • 哲学や倫理などに興味がある人がドイツ語選択である場合が多いので、共通の話題が見つかりやすい可能性は高い
  • 教員がとても優しかったので、毎回の授業が苦にならなかった。テスト範囲や何を勉強すればいいのかなども明確に教えてくださった。(ドイツ語の教員は他の第二外国語の教員と比べても全体的に優しいという話はよく聞く。)
  • 発音は他の第二外国語に比べて、比較的簡単な方だと思う。

 

履修していて、難しかったところ・大変だったところ
  • 一つの単元が終わるごとの小テストをはじめ、テストが多かった上に課題が出されるのでそれを解かなくてはいけないこと
  • 秋学期から急に難しくなったのでついていくにも復習が必要
  • 男性、女性、中性名詞があり覚えるのに苦労
  • 発音にウムラウトがあると不規則変化するため、慣れるまで難しい
  • 動詞の種類(3格と結びつく動詞、4格と結びつく動詞など)を覚えるのが大変だった。
  • 活用形が複雑で覚えなくてはならないことが多い。特に動詞や助動詞の人称変化、代名詞の格変化などは混乱した。

 

課題の量(先生によって異なるため、一例)

期末テストの様子(先生によって異なるため、一例)

 

 

中国語

なんで履修しようと思ったの??
  • 世界的なビジネス大国で、日本とも関わりが深い中国。そんな国の公用語である中国語が話せたら就職に有利そうだと思ったから。
  • 受験で漢文が得意だったことと、漢字なら何となく意味がわかるためとっつきやすいと思ったから。
  • 父が現在中国に単身赴任中で、中国語の習得を強く薦められたため。
  • 中国ドラマや中国アニメを見る機会があり、中国語を聞き取れるようになりたいと思ったから。

 

1年生のとき、授業ではどんなことをやるの?
1年生のときに使用した教科書
(※変更の可能性あり)

 

授業はどんな雰囲気だった?

 

履修していて、楽しかったところ・よかったところ
  • 対面授業だったので、クラスの子と仲良くなれた。クラスでZoom会を開いて、発音テストの対策をしたのが楽しかった。
  • 中国語で使われる「簡体字」は、日本語で使われる漢字と似ており、意味を連想しやすいので覚えやすかった。(例:「银行」は「銀行」、「杂志」は「雑誌」、「红绿灯」は「信号」)
  • 文法は英語と似ているものが多いため、理解しやすかった。(例:「我爱你」は“I love you”のように、語順がSVO)
  • 中華料理に親近感が湧いた。また、ニュースの中国語も単語だけなら少し聞き取れるようになって視野が広がったように思う。
  • 漢字に馴染みがあって、さらに中高で英語を学んできた日本人にとって、中国語は最もマスターしやすい言語だと個人的には思っている。
  • 中国の映画やアニメ、ドラマなどの鑑賞もでき楽しかった。

 

履修していて、難しかったところ・大変だったところ
  • ピンイン(発音表記)を覚えるのに苦労した。また、「声調」と呼ばれる中国語特有の抑揚の付け方も、慣れるまでは大変だった。だが、どちらも2ヶ月ほどでほとんどの人ができるようになっていたので心配はいらないと思う。
  • 日本人教員クラスでは毎回、筆記の小テストや暗唱テストがあるため、そのための勉強がかなり大変だった。ただ、テストはそこまで難しくなく、教科書の単語・例文・会話文を丸暗記すれば満点が取れるレベル。
  • 文法は勿論、品詞の語順で混乱しがちだった。
  • 毎回の授業でほぼ全員あてられるため気を抜けない。
  • 秋学期の中間、期末試験の難易度がテキスト学習以上のレベルで苦戦している人が多かった。採点基準が大変厳しい…

 

課題の量(先生によって異なるため、一例)

 

期末テストの様子

春学期、秋学期共に授業内期末試験が2回(日本人教員授業&ネイティブ教員授業)と、全クラス統一試験が実施される。全クラス統一試験はすべて文法問題で100点満点、平均6割以上得点で進級できる。




 

スペイン語

なんで履修しようと思ったの??

発音が簡単だし、世界的に使われてる言語だからスペ語を理解できたら楽しそうだなと思ったから

1年生のとき、授業ではどんなことをやるの?

教科書は文法もネイティブも同じ「Español en imágenes」を使う。

1年生のときに使用していたテキスト(※変更の可能性あり)

授業はどんな雰囲気だった?

 

履修していて、楽しかったところ・よかったところ
  • 一部発音が異なるが、基本はローマ字読みで発音できる。アクセントのルールも簡単で発音しやすい。
  • 男性名詞・女性名詞の区別があるがほとんどの名詞は簡単に見分けられるルールがあるためフランス語より覚えやすい。
  • 珈琲豆の産地にスペイン語が母国語の国が多いため、自分で豆の名前とか説明を理解できるようになっていくのが楽しい。(回答者は珈琲俱楽部というサークルに入っています)

 

履修していて、難しかったところ・大変だったところ
  • 動詞の活用が多く、不規則活用も多いため覚えるのが大変
  • 小テストが15分〜20分で行われるのだが、問題がかなり多いため勉強していてもたまに時間ギリギリになったり解ききれないことがある。

 

課題の量(先生によって異なるため、一例)

半期に3〜4回、水曜日にでる課題と長期休み前にでる課題以外は基本的にない。そのため、自分で復習することが求められる。

 

期末テストの様子

 

 

 

イタリア語

なんで履修しようと思ったの??
  • 将来イタリアに行きたいと思っているからです。イタリアの食や美術などをはじめ、イタリアという国に興味がありました。
  • お洒落だからという理由のみでヨーロッパの言語を選択しようというのは前々から決めていて、その中でもイタリアン料理が好きだったから。

 

授業ではどんなことをやるの?
1年生のときに使用したテキスト
(※変更の可能性あり)

 

授業はどんな雰囲気だった?
  • 一年前期は完全にオンラインでしたが、zoomなどで講義がありました。また後期は文法の授業が対面になりました。全体的にとても質問しやすく、先生もみんなの様子を気にかけてくれているので、とても良い雰囲気の授業だったと思います。
  • 文法、コミュニケーションの授業ともに先生が明るいフレンドリーな方が多く、授業が楽しかった。生徒同士も和気藹々としていて、授業でわからなかったところも皆で助け合う雰囲気ができていて安心感があった。

 

履修していて、楽しかったところ・よかったところ
  • イタリアの国風が影響してか授業も教科書も問題集の例文も明るく、陽気な気分になれる。
  • 後期は対面授業にしてくださったので、語学の友達ができたことが良かった!授業後に先生とクラスメイトでご飯を食べたこともあり、話しやすい雰囲気だった。
  • 先生が優しい方が多い。イタリアの文化や歴史について、いろいろな話を聞かせてくれたり、イタリアのお菓子を授業に持ってきてくれたりした。また、クリスマスには先生がイタリアのケーキを持ってきてくれて、みんなで頂いたことも良い思い出!
  • イタリア語はローマ字読みのため、発音が比較的簡単だと思う。また英語と似ている単語も多いので、英語を頑張ってきた方はより楽しく学習できるかも。
  • また、料理・ファッション・芸術などの歴史や、それらとイタリア語との関係を深く知れて興味深かった。

 

履修していて、難しかったところ・大変だったところ
  • 授業が進むのが早いので、わからないところを残していると、後々大変なことになってしまう。活用や単語を覚えるのは大変でした。
  • どの語学でも言えることだが、授業が進むにつれ説明がざっくりしてくるので自分で復習する強い意識を持っていないと置いていかれる。私は1年の前期によく理解しないまま放置してしまったので、その後どんなに足掻いてもなかなか周りについていけず辛かった……(泣)
  • 時制がややこしく動詞の変化など覚えることもたくさんあるが、授業はあくまでもこちらは完全に理解している前提で話が進んでしまうこと。

 

課題の量(先生によって異なるため、一例)
  • オンラインの時は課題提出が毎週あったが、対面になってから課題はあまりなかった。単語テストなど、予告された場合はその勉強もしていました。
  • 毎週単語テストがあり、成績にも関係あるのでその暗記をしていた。

 

期末テストの様子




朝鮮語

なんで履修しようと思ったの??
  • もともと韓国のドラマやKPOPが好きで、韓国語を理解できるようになりたいと思っていたから
  • 韓国ドラマを昔からよく見ていたので、他の言語よりは元々馴染みがあった。
  • 韓国コスメに興味があり、コロナが終わったら実際に韓国に行きたいと思っていたから。

 

1年生のとき、授業ではどんなことをやるの?
1年生のときに使われていたテキスト(※変更の可能性あり)
  • 週3回の授業は、文法中心の授業(オンライン)、単語中心の授業(オンライン)、会話・発音中心の授業(対面)という具合で進んだ。(※授業形態は2021年度のものです)
  • 誰もが初心者で、それを踏まえて基礎中の基礎から学習した。
  • 1年を通して、韓国語の文が完璧に読めたり、ペラペラに喋ることができるようになったりすることはないが、韓国語は見るだけで発音が出来るように、挨拶などの簡単な文は理解できるようになる

 

授業はどんな雰囲気だった?
  • 週3回の授業はそれぞれ異なるネイティブの先生が担当してくださっていたので、曜日によって授業の進み具合はまちまちだった。
  • 特に、対面で行われた会話、発音中心の授業はとてもゆっくりしたスピードだったが、その分、発音を熱心に矯正してくださったので、かなり力は身についたと感じた。また、積極的に生徒同士が触れ合う機会があるため、比較的友達ができやすく、和気藹々とした授業だった。
  • クラスはやはり女の子が多いです!韓国やKPOPアイドルの会話で盛り上がりました。男子も一定数いました!

 

履修していて、楽しかったところ・よかったところ
  • 韓国ドラマやKPOPの歌詞を理解できるようになったことが1番のやりがいだった!文法や単語を覚えるモチベーションにもつながった。
  • 全員がネイティブの先生だったので、生の韓国語に触れることが出来たのも良かった!
  • 宿題が毎回出され、かつテストが定期的にあり、期末一発勝負ではない為、一個のテストで失敗してしまっても挽回の余地がある。
  • 朝鮮語を選択する人は、KPOP好きのイケイケの人達ばかりではないかと初め懸念していたが、実際はそんなことはなく、楽そうだったからといった理由で朝鮮語を選んだ人も多くいたこと。

 

履修していて、難しかったところ・大変だったところ
  • 単語中心の授業では、覚えなければならない単語がかなり多く、単語の発音もハングルでかけなければならないので大変でした。
  • 濃音という日本語にはない発音を習得するのが大変だった。しかし、先生が根気強く教えて下さった為、12月頃にはクラスの全員が習得できていた。

 

課題の量(先生によって異なるため、一例)
  • 毎回、ルーズリーフ1枚程度の文法問題
  • 単語の復習+授業の感想

 

期末テストの様子(※実施形式は2021年度のもの)

文法中心の授業→制限時間ありの文法試験(オンライン)

単語中心の授業→単語の口頭試験(オンライン)+単語の筆記試験(対面)

会話、発音中心の授業→会話の暗記試験、単語の口頭試験

難易度はあまり高くなく、毎回の授業をきちんと理解していれば、確実に点数はとれた。