
6月18日、明治神宮球場で春季フレッシュトーナメント決勝戦が行われ、慶大が4期連続17回目の優勝を果たした。フレッシュトーナメントは、1、2年生を対象とし、ブロックを勝ち抜いた4チームで順位決定戦を行う。慶大は2023年秋から4季連続での優勝となった。
慶大は、慶應義塾高校(以下塾高)で夏の甲子園優勝を果たした2024年度入学がチームの中心となった。丸田湊斗(法2)、福井直睦(2)などがリーグ戦デビューを果たすなど早くも慶大に欠かせない選手となっている。この試合も5人が塾高出身者となった。
対する明大の先発は湯田統真。仙台育英高校在籍時、甲子園決勝で先発している。湯田がリベンジを果たすかにも注目が集まっていた。
慶大は4回、一宮智樹(経1)が二塁打で出塁すると、内野ゴロの間に3塁まで進み、暴投で1点を先制する。その後はチャンスを作るものの、あと一本が出ず追加点を奪えない。
投手陣は、先発・鷲見旺宥(環2)がピンチを招くも要所を抑え、得点を許さない。6回から登板した松井喜一(経2)、水野敬太(経2)など救援陣も踏ん張り、1点を守り抜いた。
(鈴木廉)