
5月5日、有明テニスの森で関東学生テニストーナメント大会、男女単複決勝戦が行われ、慶大・菅谷優作(法4)が単複優勝を果たした。シングルスでは、筑波大・高妻蘭丸を5ー7 6-1 6ー4で破った。ダブルスでは、慶大・有本響(総4)とのペアで、早大・藤田大地/森田皐介を7-6(9) 7-6(5)で下した。
男子シングルス決勝は、最終セットまでもつれる激戦となった。菅谷は、強烈なサーブからリズムを作り、速いテンポでポイントを重ねていく。対する高妻も強烈なフォアハンドで展開していった。菅谷は第1セットを落とすも、第2セットは変わって菅谷の一方的な展開で6-1で取る。最終セットは、拮抗した展開も先にブレークした菅谷がそのまま押し切り優勝を決めた。
約3時間後に行われたダブルスは早慶の顔合わせになった。両セットともにタイブレークまでもつれ込む熱戦。気を抜けない展開も、有本/菅谷ペアが昨年インカレ王者の貫録を見せた。第2セット、先にリードを奪うと最後は、有本のサーブから菅谷がバックボレーを丁寧に決め、勝利した。
慶大は、他に男子はシングルスでジョーンズ怜音(総2)、眞田将吾(環3)が八強。女子は、シングルスで中島玲亜(総4)が八強だった。
(鈴木廉)