【サッカー】前期総評

第90回関東大学サッカーリーグ前期が終わり慶大は4勝5敗2分の5位で折り返した。まず何よりも目に付いたのは失点の多さだ。第3節の法大戦以外の全ての試合で失点、総失点は20点と2番目に多かった。また11試合中8試合で先制点を奪われており、守備に課題を残した。点の取られ方を見てみると完全に崩された場面はそう多くなく、中盤で間延びしたスペースから失点を重ねていた。須田監督も言うように「守備のバランス」が悪いのだ。第7節の順大戦から宮地(総4)をボランチに据え守備面の安定を図ったが、失点が減らなかった。

しかし攻撃陣は好調を保っている。総得点は19点とリーグ3位タイであり、山本哲がチームトップの5点を奪った。また、第7節からスタメンに復帰した渡辺夏(総3)が中盤でリズムを生み出し、復帰後のチームは全試合2得点以上を奪い3勝2分と調子を上げてきた。また、田中健(法3)も第9節の早大戦での劇的ゴールに見られるように今季躍進を遂げている。後半戦はこの2人の活躍にかかっている。

開幕戦はシュート0本で完封負けを喫し、一時は11位まで低迷したが、その後は何とか持ち直した。また井上(総4)にキャプテンを託したのも勇気ある決断だった。
(長谷川裕一)