喊声

喊声 10月号

先日、テレビで中国人観光客についての特集が組まれていた。彼らが銀座の高級ブランド店や秋葉原の電気店で次々と高級品を買っていく姿が映し出される。近年、中国の富裕層が良質な商品を求めて日本に買い物に来ることが非常に増えている。銀座や秋葉原の店の中には中国人観光客がいないと経営が成り立たない店もあるという▼著しい経済成長を遂げる中国と比べ、バブル崩壊後から経済が停滞している日本に対して悲観的になっている人もいるだろう。現に周りの日本の友人にも、なぜ成長著しく可能性の豊富な中国の大学に進学せず、この停滞感のある日本の大学に留学したのかをよく聞かれる▼しかし、私は今の日本人は自国に自信がなさすぎるように感じてならない。果たして、日本に対してそんなに悲観する必要があるのだろうか。確かに近年の日本は首相が頻繁に交代し、政権が非常に不安定な状況が続いている。その上、東日本大震災や円高問題で日本は危機に直面していると言えるだろう▼だが、これまで日本は幾度もの困難を乗り越えてきた。日本は西洋列強の脅威を前に、明治維新を通じて近代国家を作り出したではないか。第2次世界大戦後、廃墟と化した日本を不屈の精神と絶え間ない努力でGDP世界2位の経済大国へと押し上げたではないか。もう一度日本人にこれらのことを思い出し、自信を取り戻してほしい▼私は日本に住んでいる一外国人として、日本人が今一度手を合わせて日本を復興させる姿を見たい。勤勉な日本人なら必ず日本を復興させると信じている。頑張れ、ニッポン。

(劉広耀)

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