オピニオン

《喊声》2019月11月

11月21日から三田キャンパスでは、61回目の三田祭が行われる。慶大の一大イベントといえる三田祭は、4日間で約20万人が来場する日本最大級の学園祭で4‌0‌0を超える団体が参加する。

そんな三田祭は、多くの団体が日々の練習の成果や努力の結晶を披露する。一年ないし学生生活の集大成の場である。そこで部活やサークルの引退を迎える塾生も多い。

「あなたが学生時代に頑張ったことを教えて下さい」。就職活動では、自身の学生生活の集大成を伝えることが求められる。まるで自分の学生生活に社会の審判が下るようだ。

面接の場で隣にいるのは、何かの日本代表や起業経験のある人など輝かしい経歴を持つ人ばかりだ。果たして、社会に評価されるようなことを自分はしてきたのか。周りの就活生に太刀打ちできるのか、底知れない不安に駆られることもあるだろう。

記者として見てきたのは、何かに打ち込み今を必死に生きる塾生だった。打ち込むのが何であれ、好きなものにのめり込み頑張る姿はみな美しい。そして打ち込み努力した話をするとき、人は一番生き生きする。学生時代に頑張ったことなんて、その話をするだけだ。

限られた残りの時間、やりたいことを存分にやればいい。全塾生よ、今を輝け。さあ三田祭はすぐそこだ。

(城谷陽一郎)

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