【記者の眼】サッカー インカレ展望

昨年に続き2年連続のインカレ出場となる慶大。昨年は早慶戦で劇的な勝利を収めプレーオフ枠に滑り込んだ。今年はシーズンのほとんどで優勝争いにからみ3位という結果で、昨年敗れた2回戦からの登場となる。
 
初戦となる2回戦では大阪体育大学(大阪)対IPU・環太平洋大学(岡山)の勝者と対戦する。大阪体育大は5位・6位の勝ち点、得失点差が同じになるという大混戦の関西リーグを勝ち抜き最後の5枠目を獲得したチームで、勢いがある。環太平洋大は中国リーグを負け1つ、得失点差48と圧倒的な強さで制している。どちらが勝ち進んでも慶大にとって手ごわい相手だ。
 
慶大は今シーズン、持ち前の堅守に縦への素早い展開が加わり、関東リーグ2位のシーズン40得点を挙げるなど攻撃にも迫力が加わった。
 
守備陣は主将の久保を中心に鉄壁のディフェンスラインを形成。今シーズンすべての試合でゴールマウスを守った宮原や一対一に圧倒的な強さを見せる望月、シーズン途中からボランチに入った宮地がインカレでも相手の攻撃を跳ね返してくれるだろう。ボランチの位置でゲームを作る山田の動きにも注目だ。
 
攻撃陣では、リーグ2位の13得点を挙げた山本に加え1年生ながら存在感を示した松木・小谷、攻守で活躍を見せた溝渕・井上のサイドバック、躍進の年となった渡辺夏・手塚・田中健の2年生組などタレントは豊富だ。慶大の持ち味の堅守からの速攻で強豪のゴールをこじ開ける。
 
今季の慶大は一人ひとりが見せ場を作り、チームとしても良い雰囲気の中で戦っている。昨年は全国の壁を感じたインカレで輝きを放てるか。
(安田直人)

【追記】
12/10(木)の慶大初戦の相手は大阪体育大学に決定