慶大矢上キャンパス教育研究棟で、昨年11月9日、28日に行われた改修工事において、アスベストが飛散していた可能性が浮上した。

過去の調査履歴から、当建物にはアスベストは含まれていないと認識されていた。そのため施工の際に法律で定められた事前調査が行われず、飛散防止の措置も十分に取られなかった。慶大は、厳重な対策をもって臨んだが、飛散の可能性も否定できないとしている。また、他の建物についても見落としがないか調査する予定である。