喊声

喊声 7月号

「卵が先か鶏が先かなんて、そんなの親子丼にして食べちゃえば同じでしょう」。あるドラマのヒロインがなかなか動きだせない主人公の背中を押したセリフだ▼昨年の12月に行われた衆議院議員総選挙。11もの政党が乱立し、話題になったにもかかわらず、20代の投票率はわずか35%ほどであった。地理的な要因はもちろんある。しかし、若者が投票に行かない理由として特に特徴的なものが「投票してもなにも変わらない」「若者に関係のある政策がない」というものだ▼若者が得をする政策がないから投票率が低いのか、投票率が低いからそのような政策がないのか。これこそまさに「卵が先か鶏が先か」という問題なのではないだろうか。いずれも目標を達成してしまえば議論の必要はない。若者が選挙で意思を表明しなければ国が変わってくれるはずもない。行動することが先決なのだ▼今月に行われる参議院選挙はネット選挙が解禁され、国が我々に歩み寄ってくれる形となった。これは同時に我々が国に歩み寄るチャンスも訪れたということだ▼自分から行動を起こす時がついに来た。意見を自身でつくり、ぶつける行動がいま求められている。若者よ、今こそ我々の思いを実直に伝えようではないか。      (篠田弓佳)

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