金漢中氏に名誉博士号授与 医療・大学運営の功績を顕彰

慶大と延世大学のさらなる協力を訴える金氏
慶大と延世大学のさらなる協力を訴える金氏
慶大と延世大学のさらなる協力を訴える金氏

延世大学総長の金漢中(キム ハンジュン)氏への名誉博士号授賞式及び記念講演会が、今月5日に三田キャンパスの演説館が行われた。

今回の名誉博士号授与は、金氏の医学・医療における卓越した業績と、大学教育運営への傑出した功績を顕彰したもの。

金氏は延世大学医学部、同大学大学院公衆衛生学修士課程を経て、1984年にソウル国立大学大学院にて博士号を取得。その後は国内外の諮問会議等の委員を歴任し、政策と学術の両面で活躍してきた。

その一方で金氏は、2008年から延世大学第16代総長に就任し、大学行政においても積極的な改革を推進している。

授与式では末松誠医学部長が推薦文を朗読した後に、清家篤塾長が名誉学位記の授与と式辞を行い、金氏が挨拶を述べた。

閉式後に行われた記念講演会で金氏は、21世紀における国際情勢の変動を指摘し、慶大と延世大学の間に新たなパートナーシップを築いていくことが不可欠であると強調した。

質疑応答の場面では、若い世代に向けて「充実した老後を過ごすためには、学生時代からライフスタイルや健康面に気を使う必要がある」と語った。

慶大と延世大学は1970年に交流協定を締結して以来、各学部や研究科等において幅広い交流関係を築いてきた。また、体育会バスケットボール部やサッカー部で定期戦が行われるなど、学生間の交流も盛ん。

今年4月には延世大学から慶大へ、東日本大震災の被災学生に対する東日本大震災義援金が贈られている。