慶大野球部注目選手・3番 山崎錬選手

 今季から慶大のクリーンアップを任されることになった山﨑錬選手(商3)。昨年は規定打席に達しなかったものの、8打点と勝負強い打撃が光った。また、08年夏の甲子園では慶應義塾高校をベスト8に導いた主将でもある。慶大の春秋連覇の原動力として期待される彼に話を伺った。

―慶早戦の意味とは。
山﨑「他の大学との試合とは比べ物にならないくらい(球場に)入るお客さんが多いので、これだけ応援してくれていると思うと、自然と集中力は高まるし、絶対勝たなければならない試合だと感じてくる。1点入るだけで球場が揺れるというか、今まで味わったことのない独特な雰囲気で、それが慶早戦の大切さを物語っていると思う」

―今シーズン好調ですが打席に立って心掛けていることは。
山﨑「昨年はレギュラーではなかったので、スタメンでどれだけ結果を残せるかどうかすごく不安だったが、チームの勝敗に関わる場面では、緊張することなく自然と打席に集中できている」

―クリーンアップを任される立場になりましたが、自分の中で気持ちの変化はありますか。
山﨑「チャンスで打席が回ってきたら、その打席はモノにすると思っているし、次(の打者)が大学を代表するバッターなので、ランナー無しで回ってきても、いかに塁に出るかを考えてやっている」

―今年の具体的な目標は。
山﨑「まずはリーグ戦優勝。そしてその時に自分がちゃんと活躍して優勝に導けることと、ベストナインをとること、あとは伊藤さんが三冠を狙っているので、その1つでも阻止できたらいい(笑)。これは前から言っていることなので」

―3人の好投手が抜けた早稲田の投手陣の印象は。
山﨑「未知数なだけに怖いが、相手に合わせるのではなく、自分たちの野球をして、特に意識しないでいきたい」

―自分の持ち味は。
山﨑「勝負強い打撃と安定した守備です」

―最後に慶早戦への意気込みは。
山﨑「去年はいい形で慶早戦に入れたのですごく楽しかった。今年も同じような形で慶早戦を迎えられたらいいと思う」
 ―ありがとうございました。
 (聞き手=野々山智文、齊藤貴仁)