《MITASAI REPORT-2020》 世界観に引き込まれること間違いなし! ジャズダンスサークルSIG

2日目、少し強めの風に髪をなびかせながらメインステージに現れたのは、ジャズダンスサークルSIG。スロージャズや民族ジャズなど、様々なジャンルのあるジャズダンスの魅力がつまった全14曲、迫力満点のステージを見せた。

はじめに、Aimerの「片思い」にのせてエモーショナルなスロージャズを披露した。くすみピンクの衣装が華やかに揺れ、ダンスを彩った。男子メンバーをかき集めたというこの曲では、しなやかさとにじみ出る悲しさが歌詞にマッチしていて、その世界観に引き込まれた。

さわやかなダンスやセクシーなダンスがかわるがわる披露される中、次に目を引いたのは柔らかな色合いの傘だ。ずっと真夜中でいいのに。の「正義」をバックに、傘を用いた不思議なダンスが繰り広げられる。パステルの衣装がうごめく中、ひとりだけ真っ黒のジャケットをまとって、傘をさしていないことに気がつく。そこから始まるストーリー仕立てのダンスに目が離せなかった。

ガラッと雰囲気を変えて披露されたのは、ストリートジャズ。カラフルな衣装に、これまでとは一線を画すようなアップテンポな振り付け。その中にもジャズダンスの壮大で、しなやかな動きが見事に融合していて、見所ばかりのステージであった。

最後は、三年生による「We are」。ONE OK ROCKのメッセージにのせて、これからの時代を作っていく世代へのパワーを届ける圧巻のダンスであった。ジャズダンスのしなやかさに加え、曲の移り変わりに合わせた力強さのあるダイナミックなパフォーマンスに目が釘付けだ。時間があっという間に過ぎ、息をのむようなステージだった。

マスクやフェイスシールドすらパフォーマンスの一部にしてしまう、圧倒的なステージをみせたSIG。かわるがわる披露される様々なジャズダンスに、見識の深くない私でも引き込まれた。後日、SIGフェスとして、フルバージョンのダンス動画が公開されるそうなので、そちらも目が離せない。

 

(古田明日香)