《MITASAI REPORT-2020》 コロナに負けず底力を見せたes

三田祭メインステージを舞台に独自の世界を繰り広げた、dance crew es。彼らは「hiphop」「punking」「slowjazz」「pop」「vogue」「break」「house」「girls」「lock」という9つのジャンルから成り、それぞれが考えるdance crew esらしさを表現した。

背景に書き込まれた「きらりんぱわー」。これ何?と思った方も多いのではないだろうか。これは先陣を切って踊った「lock」からのメッセージ。総勢57人の大所帯ながらも、ソロを巧みに取り入れ、個人の魅力が最大限に引き出されるパフォーマンスを披露した。

雰囲気はガラリと変わって「vogue」。モード系ファッション誌名を冠したジャンルに相応しく、クラシックなポージングから力強い振り付け、魅惑的な動きまで、時代を行く女性像を表現。メンバー同士だからこそ分かる互いの長所を取り入れた振り付けを意識したとのこと。

「esのPOPが好きだから。」そう語るのは「pop」のメンバー。自由自在に体を動かし、楽しさを全身で表現。ダイナミックな動きと無表情のコントラストが印象的で、幅のあるショーケースとなった。

「girls」は女性ならではの動きで、美しさ・かっこよさ・可愛らしさを鮮やかに魅せた。ダンスだけでなく、衣装やメイクも視聴者を楽しませてくれる。そして彼女たちの表情に心を動かされた方も多かったことだろう。

「hiphop」はミドルスクールヒップホップとニュースクールヒップホップを組み合わせ、新たな挑戦を見せた。曲に合わせて大きく自由に踊るように、こちらまで楽しくなってくる。パフォーマンスの中盤で「コロナにも負けず、ひたすら歩み続け、この日のために準備してきました。そんなesの底力をぜひご覧ください、チャンネルはそのままで!」と発した代表のGEORGEさん。彼の言葉から感じられる熱い意気込みには後半も楽しんでもらいたいという気持ちが伝わってきた。

〜今、咲き誇る花たちよ〜の曲に合わせて、女性らしいしなやかな動作でパフォーマンスを披露した「Slowjazz」のメンバー。手足をしなやかに動かしている様子や輝かしい表情も相まってずっと見ていたくなるような踊りであった。

最後のジャンルであるBreakのパフォーマンスが終わると、メンバーの様子から達成感がひしひしと伝わってきた。

チャットに投稿された「フェイスシールドをつけて頑張る姿に、涙が止まらない』というコメント。この困難な状況下にも関わらず挑戦し続ける姿がそこにはあった。

今回の三田祭で12期が最後のパフォーマンスということもあり、力一杯踊っている様子が画面越しに直に伝わってくる。三田祭の様子はYouTubeからでも見ることができる。見逃した方はぜひ見てほしい。

 

(楊美裕華・林ことみ)