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《マナツノソウシ》

連載|14人がオモウコト。
テーマ「夏休み」

 

(9)
マナツノソウシ

 

こんにちは。静です。

この「静」というペンネームは昔、学校の授業で自分の好きな漢字を1字グラスに彫りましょうというのがあり、何にしようか悩んでいた私に友人が「それなら、静はどうか」と言ってくれて、その記憶を最近思い出したのでそこからつけました。その友人ともコロナでなかなか会えなくなってしまったので、一日も早く元通りの日常に戻ってくれたらと思います。

さて。

皆さんはこんな文章を知っていますか?

「夏は、夜。月のころはさらなり、闇もなほ、蛍の多く飛び違ひたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くも、をかし。雨など降るも、をかし。」

これは清少納言の『枕草子』に出てくる一節です。聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか。正確に言えば、平安時代の季節と現代の季節には、ずれがあります。しかし、現代の夏の夜にも楽しいことがたくさんありますよね。

たとえば、お祭り。スーパーボールすくいやヨーヨー釣りに夢中になる子どもたち。焼きそばや焼き鳥のいい匂い。太鼓や笛の音。私も初めて友人たちとお祭りに行ったときのことを今でも覚えています。また、蛍ではないけれど、真っ暗な夜空に光の花がいくつも打ち上がるのも風情がありますね。夏の夜にはこうした他の季節では味わえない独特の雰囲気が流れています。

しかしながら、今年は新型コロナウイルスの影響でお祭りも花火大会も中止となり、今年ばかりは「夏は夜」とは言えなさそうです。

そこで新たな「夏は〇」というのを考えてみてはいかがでしょうか。何かといつもと違う夏が訪れていると思いますが、皆さんなりの「2020年 の夏は〇」というものを見つけられたらいいと思います。

お体にお気をつけて残りの夏をお過ごしください。

では、また。

☆ペンネーム 静 
☆学部学科学年 文学部人文社会学科2年 
☆ひとこと どんなときでも慌てず騒がず、冷静に。


《8月17日からWEB限定の連載がスタート》

第1回《葛藤の夏》

第2回《喪失》

第3回《変わりゆく「日常」のなかで》

第4回《箸休め》

第5回《Y君の夏休み》

第6回《明日もっと笑えるように》

第7回《かげおくり》

第8回《雷鳴轟く》

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