連載|14人がオモウコト。
テーマ「夏休み」

 

(4)
「箸休め」

 

こんにちは。バトンを引き継いだトヨタローです。

昨日のいちご大福さんのコラム素敵でしたね。彼女からのバトンはとても身が引き締まります。

文章力はもちろんのこと、1人の慶應生、大学生としての生の声が表現されていましたね。

気になる方は私のコラムを読んだ後にチェックしてみてください。

 

時として、いちご大福のような甘いものを食べるとしょっぱいものを箸休めとして欲しくなるもの。

それと同じでコラムも続くと読むのがしんどくなってくるかと思います。

そこで私の文章は箸休めとして読んでいただけると幸いです。(笑)

 

さて、皆さんは夏休みといったら何を思い浮かべますか。

寝ぼけながら向かったラジオ体操。汗だくになりながら通ったプール。毎日食べすぎて嫌いになったそうめん。あの人と見た花火大会…

誰しもが夏という季節に思い出があると思います。

そんな中で私が一番に頭の中に浮かんだのは井上陽水さんの名曲『少年時代』でした。

どういう曲かわからない人は調べてみてください。一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

 

私の夏休みは小学生の時から母の故郷である金沢に帰省するのが恒例でした。

東京では食べられない石川の海鮮。綺麗な海。年が近いいとことゲーム三昧。
普段経験することのない楽しみがそこにありました。

そして、金沢からの帰路、いつもきまって聞く曲が『少年時代』でした。

お盆が終わり、夏休みも終盤に差し掛かった時期に聞いていたということもありますが
この曲は夏休みが終わる虚しさ、新学期が始まる憂鬱感、いい夏休みだったという余韻を感じさせてくれました。

少年時代の思い出が美化されているのかもしれませんが、それほど私にとってかけがいのないものでした。

 

しかしいつしか、この曲を聞いて一喜一憂することはなくなっていました。

それが大学生となり夏休みの終わりが9月にずれたことが原因なのか。

それともオトナの階段を上ったことが原因なのか…

本当のことはよく分かっていないですが、間違いなく言えるのは『少年時代』は名曲だということ。

あの夏の日に戻らせてくれる魔法です。

 

箸休めとなったでしょうか。最後まで読んでくれたあなたが大好きです。

明日もバトンは続きます。また来てください。

 

☆ペンネーム トヨタロー

☆学部学科学年 法学部政治学科3年

☆ひとこと TOEICを受ける権利すら得ることができなくて萎えてます。