今月のキャンパスアイドルは文学部の1年生、高橋あり彩さん。笑顔がとても可愛らしく、男女ともに見とれてしまう。取材を通じて、努力家で心から優しい人だと感じることができた。

 

充実した大学生活に迫る

現在、彼女は二つのサークルに所属している。一つめの生協学生委員会では、毎週会議に参加し、新入生向けのイベントである「XERO(ゼロ)」の広報活動に、精力的に取り組んでいる。生協学生委員会の「遊ぶときは遊び、やるときはやる」というメリハリのついたところが好きだと、彼女は話す。

もう一つの、フラダンスサークル「フィリアロハ」では、週に2回の練習をこなしながら、三田祭でのステージや2月の単独公演に向けて頑張っているという。

 

 

高校時代と「文武両道」

そんな高橋さんに、高校時代の青春の思い出を聞いてみた。すると、「野球部のマネージャーをやっていました」。日々の練習はもちろん、夏休みも必ず練習に参加し、部員をサポートしていたという。

その一方で、高2から予備校に通い始めたため、練習や試合後に走って予備校の授業に向かうなど、多忙の中時間を上手に使い、文武両道を目指して頑張ってきたそう。「どんなに忙しくても、学校の小テストや単語の暗記、授業の復習など、空いた時間を有効に使っていました」

予備校に通い始めた理由は、慶大のオープンキャンパスで魅力を感じ、「こういうところで大学生活を送りたい」と決心したからだという。その時に購入した、慶大の印字の入ったシャープペンシルを励みに、勉強に取り組んだそうだ。今もそのペンは使っていると、筆箱から出して見せてくれた。これぞ「努力の証」である。

三田祭にて売り子を務める高橋あり彩さん




 

受験を乗り越えて

一番受験に対して不安だった時期は、12月頃からセンター試験前だと話す。「手応えをあまり感じられず、本当にこのままの学力で試験を受けていいのかと、途方に暮れていました」

受験当日、慶大が第一志望だった彼女は、「今までの受験通り頑張るしかない」と覚悟を決めた。合格を勝ち取った瞬間は、今までの人生で一番うれしかったと振り返る。

 

 

受験生、そして未来の大学生へ

最後に、今まさに慶大を受験しようとしている受験生に向けて、エールをもらった。「目標に向かって頑張ってきたことは自信になります。不安に思ったり自分を疑ったりこともあるかもしれませんが、あなたは確実にがんばっているはずです」

そして、未来の新入生に向けては、このようにメッセージをもらった。「大学では、高校までとは異なり自分で交友関係を作っていくことができます。良い友達をたくさん作って、楽しい学生生活を!」

教室にて笑顔を見せる高橋あり彩さん

 (ギター弾きのドン)