5月19日、三田キャンパス北館ホールでメディア・コミュニケーション研究所春学期公開講座が開かれ、「日本映画は輸出産業になるだろうか?」と題し、株式会社「ロボット」の代表取締役社長 阿部秀司氏が講演を行った。
阿部氏は1974年に慶大を卒業後、第一企画株式会社に入社し、86年に同社を退職。株式会社ロボットを設立した。
これまで、「海猿」や「ALWAYS 三丁目の夕日」といった数々の名作邦画の製作に携わってきた阿部氏は、映画コンテンツ産業の仕組みについて語るとともに、日本のコンテンツを海外に輸出するために言語の壁を乗り越え、強いプロダクションを作る必要性を力説した。
阿部氏の最新作「重力ピエロ」が、5月23日から公開されている。