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新人選手インタビュー 甲子園から神宮へ 塾高の2枚看板、慶大に入学

活躍が期待される田村選手(左)と只野選手(右)
活躍が期待される田村選手(左)と只野選手(右)

昨年の夏の甲子園を騒がせた慶應義塾高校の只野・田村の強力二枚看板が、そろって4月から慶應義塾大学に入学した。大学野球の世界へ足を踏み入れて間もないこの二人を直撃した。

―まず実際に大学の練習に参加してどうですか
田村 練習というよりは練習の手伝いなどが大変ですが、すごくレベルの高い練習が行われているなと感じます。
只野 イメージしていた通り、本当に組織にまとまりがあるので、早くそこに自分も馴染みたいです。
―まだ早いとは思いますがプロは意識していますか。
只野 プロというよりはまずは4年間しっかり野球をやって、その上で野球を続けていけたらなと思いますね。
田村 プロなどは全く考えていないので、とにかく後悔のない4年間にしたいです。ただ将来は人のためになる仕事をしたいんで、プロ野球はその選択肢の一つではありますね。
―やはりお互いを意識したり、負けたくないという気持ちはありますか。
只野 いや自分には自分のペースがあるので。僕はそれを守っていきたいですね。
田村 練習などでお互いを刺激し合っていきたいというのはありますが、負けたくないなどという意識は特にはありません。
―甲子園で活躍して何か周囲で変わったことはありますか
只野 親戚がとても喜んでいましたが、特に大きな変化はないですね。
田村 色々な食事会に呼んでもらえたりして、おいしいゴハンが食べられたりしましたね(笑)
―野球以外に大学生活でやってみたいことは
田村 僕はとにかく色々なところに行ってみたいです。ずっとグラウンドにいるので、たまにはいろいろ行きたいなって。
只野 ドラマでやってるような大教室の授業などで、これぞ大学生っていう雰囲気を味わいたいですね。
―寮生活にはなれましたか
只野 先輩は優しいですし、最初は狭いなと感じましたが今では居心地がいいです。
田村 同じ部屋の先輩がキャンプに行っていて今いないので、まだイマイチわからないです(笑)
―ストレス解消法は高校時代と変わりましたか
田村 寮に入ってギターができなくなったので、散歩ですかね。
只野 自転車で無駄に遠出したりしてます。
―あこがれの先輩は居ますか
只野 大学でプレーされている先輩方全員ですね。この環境で年数問わず続けていることはすごいことだと思うので。
田村 田中大貴さん(フジテレビアナウンサーで元慶大野球部の4番バッター)です。野球以外にも活躍されているということがすごいと思いますね。
―ずばりこの一年どんな年にしたいですか
田村 とにかく怪我だけはしたくないです。
只野 やれることをとにかくしっかりやるだけです。
―最後に大学野球を通じて何を身につけていきたいですか
只野 普段は楽しそうにしている先輩でも練習では真剣な顔つきになったり、高校よりずっと真剣な態度で野球に臨んでいるので、僕もその姿勢を見習っていきたいです。
田村 野球部は上下関係やルールがしっかりしている点で会社のような組織になっているので、野球以外にも先輩への配慮だとか人として大事な面を鍛えていきたいです。
あれだけ騒がれていた二人であったが、とにかく謙虚で、まさに好青年であった。この二人が舞台を甲子園から神宮に移して、慶應を勝利に導いてくれる日はそう遠くはないはずだ。

(冨岡洸文)