先月11日から17日まで、天皇杯・皇后杯全日本卓球選手権大会、通称全日本卓球」が行われた。この大会は男女ジュニア・シングルス・ダブルスと混合ダブルス、計7つの部門で日本一を競い合うもので、慶大の選手もシードの差こそあれど、石川佳純など世界の舞台で活躍する選手たちと同じトーナメントを戦う。

カットマンとして観客を沸かせた伴
カットマンとして観客を沸かせた伴

昨年は男子シングルスに2人、塾外の選手との男子ダブルスで1人の出場にとどまりつかんだ勝利はわずかに1つ。今年は4部門にのべ6組7人の選手を送り、半分の3組が初戦を突破した。しかし2回戦ではストレート負けで実力の差を見せつけられることも多く、全国の壁は高かった。






去年に引き続き出場となった大野哲郎主将(環3)は「(主将として臨む全日本に)慶應を背負うという気持ちで戦った。3回戦、4回戦を目指していたので悔しいがリーグ戦に向けて頑張っていきたい」と語った。

全国の舞台を肌で感じた選手たち。悔しさをばねに、今後どのような活躍を見せてくるか注目だ。
(安田直人)


■試合結果
・男子シングルス
  伴和樹 1回戦敗退

・女子シングルス
  山口愛 1回戦敗退
  緑川千喜 1回戦敗退

・男子ダブルス
  伴・加藤(日大) 2回戦敗退
  大野・林(中京学院大) 2回戦敗退

・混合ダブルス
  三田村・山口 2回戦敗退