慶應塾生新聞会 三田オフィス

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喊声 7月号

弊紙が今月で第500号の発行を迎える。毎月1回の発行で、足掛け45年。これほどの数を積み重ねてきたことは大変光栄なことである

▼私たちの社会は実に数字に敏感だ。それは0と1のデータの集合に過ぎない、パソコンの発達によるものであろう。どんな情報も全て数字化され、記録される。そして何か起こる度にこれは○○年ぶりや、○回目という数字が提示される

▼確かに数字は分かりやすい指標だ。私たちは常に何かしらの数字を目標にして生きている。企業で使われるさまざまな評価リストは数十種類の評価項目を数字化して評価していると聞く。だが、数字を意識するあまり、結果の数字さえよければ良い、となってはいないか。毎年のように聞く、粉飾決算や、事故件数の過小発表などにそういったことを感じる

▼イチロー選手が日米通算4000本安打を達成した時にこう述べている。「4000本を打つためには3999本必要なわけで、4000本もそれ以外も同じくらい大切」。500号発行という節目におごることなく、これからも次の「ヒット」を打てるように、一つ一つの積み重ねを大切にすることが私たちに求められている。(在間理樹)