ラグビー関東大学春季大会 今後の戦いに陰り 

タックルされボールをこぼす慶大
タックルされボールをこぼす慶大

守備面の脆さ露呈

流経大戦 先月4日 ●21―36 後半追い込まれ 黒星スタート

春季開幕戦となる流経大戦は、前半でリードし幸先が良いように思われた。だが、後半立て続けにトライを決められ21―36で黒星スタートとなった。

慶大は前半11分、FB中村(経3)が先制トライを飾ると、優位に立って足技巧みに攻め続ける。さらに16分、味方のキックパスからWTB浦野(法4)が追加点をあげる。一方守備では22分にトライを許すも以降パスをつなげさせず前半を14―5と良い形で終える。

後半、慶大は開始早々に2トライを奪われ逆転を許すも、吉田(総4)が押し込み再び優位に立つ。しかし流経大が誇る外国人選手の圧倒的なタックルの前に慶大DF陣は徐々に押され、次々とトライを許す。

慶大は最後まで苦しい展開を抜け出せずに試合を終了。慶大は昨年のグループ優勝とは一転し厳しい開幕スタートとなった。

中大戦 先月18日 ○49―19 服部快走3トライ 後半拙攻も快勝

流経大に敗れて迎えた中大戦。慶大はWTB服部(総4)の3トライの活躍で49―19で快勝した。

慶大は開始早々、中央から抜け出たCTB石橋(環4)がトライを決め幸先よく先制するとさらに10分、CTB川原(環4)が追加点を得て勢いに乗る。19分に慶大の反則から押し込まれ失点するも、服部の左サイドを駆け抜ける2トライを含む3連続トライに成功し前半で35―7と大差をつける。

後半も序盤から2連続トライを決めさらに突き放す。しかし中盤から中大に押し込まれる時間が続き、18分にモールとパス回しを利用し巧みに攻められ失点。さらに35分にも同様の形でトライを許す。

慶大は反則やミスが目立ち攻めあぐねるも最後まで敵陣内を脅かし続け中大を圧倒した。特にSO矢川(環3)はコンバージョンをすべて決めるなど安定したプレイを見せた。

大東大戦 先月25日 ●7―56 タックル不発 負傷者続出で惨敗

大東大戦は終始主導権を握られる展開となり、7―56で敗北を喫した。

慶大は開始3分に、早速トライを決められ先制を許すとその後も1トライとペナルティーゴールにより、0―17で前半を終える。

後半も相手の勢いは収まらない。開始5分間で2トライを許す。

攻撃に転じたい慶大であったが、後半15分に攻撃の要であるWTB服部(総4)が右脚を、25分にFB中村(経3)が左脚を負傷し交代する事態となり厳しい展開に。

後半30分、大東大の外国人選手ホセアにタックルをしかけるも、はじかれトライを許す。さらに3分後、再びホセアにタックルを払いのけられ失点。

試合終了直前、途中出場のHO末永(商3)が1トライ返すも時すでに遅く、計8トライを奪われ大敗した。

この試合でディフェンスの脆さが露呈した結果となり、さらにバックス陣に怪我が続出するなど残る帝京大戦、早大戦にむけ課題が残る結果となった。