11月21日、慶應義塾大学医学部は臨床研究教育において、ミネソタ大学と連携すると発表した。

 ミネソタ大学は米国屈指の臨床研究体制で知られており、臨床研究に関わる教育プログラムを提供している。今回の連携により米国メドトロニック財団助成のもと、この教育プログラムの概要を電子化しウェブを通して随時e-learningができるようになるという。現在、慶應義塾大学医学部がそのプログラムの日本語版を製作し、2006年度に臨床研究ネットワークの中核組織として開設されたクリニカルリサーチセンターで、2009年中に使用ができるように電子化を進めている。

 この連携による電子プログラムが若手医師の育成に大きく貢献し、臨床研究・治験の活性化につながることが期待されている。