会員たちによる鮮やかな手品
会員たちによる鮮やかな手品

 西校舎527教室では多くの展示物が催されている。様々な団体を横目に一番奥まで進んでいくと、黒いスーツを身にまとった一団が迎えてくれた。奇術愛好会の主催するクロースアップマジックだ。目を見張るほどの速さで繰り出されるカードマジック。観客が選んだトランプと全く同じものをいとも簡単に言い当ててしまいただ驚くばかりである。
 奇術愛好会は毎年六月に定期発表会を行っており、これには二,三年生が出演する。三田祭の公演では一年生がマジックを披露することになっており、これは三田祭最終日の23日に予定されている。
 奇術の魅力について伺ったところ、次期代表である平柳雄基さん(経2)は、「パフォーマンスとしては、ダンスや歌舞伎と同じだが、何よりも自分達の手で繰り出す技でお客さんが驚いてくれるところがいい」と話してくれた。また、常にいかにして観客を楽しませるかを考えているとも語った。
 日常に飽きてしまったあなたそこのあなた、一度楽しさと驚きを与えてくれる非日常を体験してみるのもいいかもしれない。
(清水咲菜)



『奇術愛好会@西校舎527教室』