11月13日、日吉キャンパスに3人の「パン人間」とアルパカが現れた。「パン人間」とはパンを顔にくくりつけて行うパフォーマンスで、折元立身氏による作品である。
折本氏は神奈川県生まれのパフォーマンスアーティスト。代表作としては前述の「パン人間」のほか、病気を患った母との介護生活をテーマとした「アートママ」シリーズなどがある。「来往舎現代藝術展6 折元立身パフォーマンスアート・ビデオ展」の一環として、パフォーマンスを披露した。
昼休みになると、パン人間達とアルパカは日吉駅側から銀杏並木を通り、中庭へとやってきた。周囲には多くの学生が群がり、アルパカに触れたり写真を撮ったりと大賑わいであった。
また同日に、来往舎で折元氏によるレクチャーが行われた。レクチャーでは折元氏の生い立ちから現在までをはじめ、作品製作のきっかけなど様々なことがユーモアを交えて語られた。
最後は観客の何人かが指名され、実際に「パン人間」を体験しレクチャーは終了となった。