《三田研究所》三田キャンパス付近の美味しい飲食店、紹介します

慶應生のごはん処といえば、日吉商店街、通称「ひようら」。

しかし、三田キャンパスも負けていません。港区らしいおしゃれなお店から、学生街らしいリーズナブルなお店まで、美味しい飲食店がたくさんあるんです。

11月20日から23日は第64回三田祭。

三田祭の合間にふらっと寄れたり、華やかな三田祭の1日を締めくくるのにふさわしい飲食店を、三田を知り尽くした会員が厳選して紹介します。

 

韓国のモービル天ぷら、ブデチゲをご存じですか?――ホンデポチャ 田町店

若い女性を中心に大流行の「チーズダッカルビ」を始め、韓国料理は日本社会に定着している。大学生が多く行きかう三田にもたくさんの韓国料理店が軒を連ねる。慶應中通りには、韓国の大学生向け酒屋(ポチャ)をそのまま再現した「ホンデポチャ」というお店がある。

諸々の韓国料理が備えられているが、沖縄返還50周年である今年だからこそ筆者が懐かしんだ料理がある。

チーズとハムが盛りだくさんなブデチゲ(2948円)

食材が足りなく、米軍が廃棄したエンジンオイルで天ぷらを揚げた沖縄の「モービル天ぷら」と同様に、戦争の痛ましい歴史の象徴の「ブデチゲ」がそれである。戦後、米軍の基地から流出された加工肉に、料理の量を増やすために水を入れたスープ料理がその由来だと言われており、戦争の悲惨さを痛感させる。至る所に戦争の話で騒々しい昨今において、一度頼んでみてはどうか。

(朴太暎)

 

学生限定の無料カフェ――知るカフェ 慶應義塾大学前店

家でもない、図書館でもない、ちょっと場所を変えて作業してみよう。そんな時に私はカフェを利用する。人の気配を感じながらも、落ち着いた空間で課題に向き合う。

ただ、収入が限られた学生にとって、日々のコーヒー代の積み重ねは案外バカにできない。しかし三田キャンパス正門より徒歩1分、ビル2階に無料で叶う場所がある。

『知るカフェ慶應義塾大学前店』は大学生・院生限定でドリンク無料、WiFi・コンセントも使用できる。企業からのスポンサー代と全員が塾生のスタッフで運営しているため、企業を知ることができるうえ、学生同士の交流も盛んだ。

空きコマに休憩、友達とおしゃべり、課題を片付ける、大学生の日常に一度訪れてみてはいかがだろうか。

(写真=提供)

Adress: 東京都港区三田3-1-5 第一奈半利川ビル 2F(三田キャンパス正門より徒歩1分)

(高橋明日香)

 

三田で味わう本場韓国の味――KOREAN IZAKAYA ジャン GEMS田町

三田キャンパス東館から2分の「KOREAN IZAKAYA ジャン」。

GEMS田町ビルの6階に佇むこの店は、モランボンが手がける本格派の韓国料理屋だ。定番料理から、日本では珍しい逸品まで味わうことができる。

ランチタイムには定番のスンドゥブ(1300円)。熱々の鍋で提供され、独特な辛さが癖になる。ディナーメニューには、皮付き豚に自家製ダレで食べるチェユッ(1500円)や、韓国の貴族に人気だったというトゥルチギ鍋(1400円)など。珍しい料理の数々に目を奪われる。

店内はオープンキッチンを囲うカウンター席があり、開放的な空間だ。たまには贅沢に、本場の味を楽しんでみてはどうだろうか。

営業は月曜日から金曜日の11:30~23:00

(松本沙羅)

 

思い出とともに記憶に刻まれるアツアツ点心――台湾点心劇場 1968 三田店 

我々塾生新聞会の打ち上げ場所といえば『台湾点心劇場1968』だ。丸いテーブルを先輩・同期・後輩と共に囲む。この場所で、時にサークルの未来を語ったり、恋バナをしたり、真剣な相談にも乗ってもらった。

小籠包(3個528円)や水餃子(5個352円)などは注文を受け、ひとつひとつ手作りされる。店内はどこか台湾の夜市を憶わせる自由で賑やかな空間だが、お昼の時間帯もまた違った雰囲気を味わえる。

大学を飛び出して徒歩3分、ランチの「豚ゴロ角煮の煮込み」「汁なし麻辣麺」は550円。窓際のカウンターはひとりでも入りやすいため、速い・安い・美味いが揃った台湾点心劇場は、塾生にぴったりだろう。

入口へ向かう階段にはポスターや絵画が飾られ、ブルースリーをはじめとする、中国映画のスターたちがお出迎え

(高橋明日香)

 

痺れと辛さの濃厚旨辛みそラーメン――麵屋やっとこ 三田店

三田キャンパスの正門から徒歩10秒ラーメン屋「麺屋やっとこ」。横断歩道を渡ってすぐのところに「閻魔」の文字が目を引く。

自家製味噌を使用したのこってりスープに太いちぢれ麵が絡み合う。

やっとこのラーメンの特徴は何と言っても、「痺れ」と「辛さ」だ。山椒と唐辛子をたっぷり盛った「マシマシ」のラーメンを食べると汗が止まらない。

ラーメンは830円、全部乗せの閻魔ラーメンは1080円。

初来店でラインの友達になれば、ゆで卵のトッピングが無料でつく。

定休日は木曜日。座席数は10席くらいと少ないので注意。

三田キャンパス正門の目の前に位置するやっとこ

(粕谷健翔)

 

カオマンガイを食べないかい?――Muu Tokyo

レパートリーが偏りがちな塾生のランチタイムにおすすめなのは、タイ料理店「Muu Tokyo」だ。

南国風の内装と温かい店員が出迎えてくれる。少し地下に入った店内は、白を基調とした壁とゆったりとしたソファーが印象的だ。

ランチタイムは、あっさり鶏ガラスープのタイ風フォー(クイッティアオ)900円、本格タイ風焼きそば(パッタイクン)950円、国産鶏モモ肉のタイ風チキンライス(カオマンガイ)1000円

 

運ばれてきたカオマンガイの生姜の香りが期待で踊る胃をくすぐる。スープも含めぴったり千円で食べられるとは正直驚いた。

ふと隣を見れば、無類のガパオライス好きであるという友人が目当てのメニューを前に顔をほころばせる。

キャンパスから徒歩十数分で味わえるタイ料理は、課題や研究で追われる日常の癒しとなるだろう。

(林真帆)

 

駅チカのオアシス空間――Jaho Coffee Roaster & Wine bar

三田・田町両駅からキャンパスへ向かう大通りを一本外れた路地に、「JAHO」のロゴが特徴的な、ガラス張りの店舗がたたずんでいる。太陽光をめいっぱい取り込んだ明るく開放的な店内には観葉植物が飾られ、カウンターの背後にはワインボトルが所狭しと並ぶ。

Coffeeを店名に冠しているだけあり、コーヒーを中心としたドリンクメニューが充実している。もちろんサンドイッチやケーキ、ベーグルも注文でき、軽食やおやつにもぴったりだ。思わず写真に収めたくなるような、おいしくハイセンスなフード類が取りそろえられている。

朝7時30分から夜9時までオープンしている当店では、朝はモーニングメニュー、昼は軽食、夜にはワインなど、時間帯によって様々な楽しみ方ができる。

空きコマの息抜きに、授業終わりのご褒美に、目まぐるしい大学生活での止まり木として、ぜひ訪れてみてはいかがだろうか。

本日のコーヒー495円~カフェラテ605円~

(山口立理)