バレーボール早慶戦 勝利まであと一歩及ばず 悔しい敗戦

第82回早慶バレーボール定期戦が先月10日、川崎市とどろきアリーナで開催された。慶大は敗れたが、格上の早大に対して積極的なプレーで接戦を繰り広げた。

第1セットは慣れない会場での試合のためか、両者とも序盤に多くのサーブミスが目立った。慶大は前半、強化したブロックで早大の攻撃を跳ね返し、リードを取る。しかし後半、早大の攻撃を止められず第1セットを奪われた。

第2セットは開始直後から2点を先取し、慶大の流れを作った。第1セットを踏まえ早大がフェイントを仕掛け始め、ブロックで対応できない場面もあったが、富澤(経3)、マルキ(総3)がジャンプサーブ、スパイク、ブロックで果敢に攻め、4年ぶりにセットを奪った。

第3セットは富澤を中心に、清水(総2)、吉田(政2)、樫村(環2)などの2年生が得点を重ねる活躍ぶり。このセットは両者とも粘り強くボールを拾い、ラリーが続く見ごたえのある試合展開となった。慶大は地道にポイントを積み上げ、このセットも早大から奪った。

第4セットは両者とも疲れが見られた。しかし、2セットを取られて後がない早大は猛攻を仕掛け、今季無敗の意地をみせる。対する慶大は、小出(環1)、富澤が負傷し流れは停滞。その後マルキがカバーするように動いたが、終盤、早大に追加点を許しこのセットを失った。

第5セットは第4セットの空気を払拭することが出来ず、そのままセットを奪われ試合終了。結果は第1セットから第5セットまでで28―30、27―25、25―22、25―27、11―15となった。慶大はフルセットの末、2―3で敗北した。

しかし今回、ストレート負けを塗り替えられたのは、ボールを予測したブロック、特に三枚ブロックを有効に使った所にあった。一方でネット際に人が多く集まると、後衛の空いているスペースを狙われることもあるので、今後はそうした点を補うことでさらに粘り強いプレーが期待できるだろう。

(秋山萌々音)