【バスケ】2017年度後期総評 決定力不足克服へ 2年生コンビの今後に期待

「関東1部リーグ昇格」を掲げて挑んだリーグ戦は、まさかの2部リーグ7位に終わった。課題はどこにあるのか。
 
早慶戦までのシーズン前半は、インサイド主体のチームであった慶大。課題はボール運びにみられた。相手にオールコートで当たられてしまうと、ボールを奪われる場面が多く、大事なところで失点してしまう。
 
一方シーズン後半のリーグ戦では、アウトサイド主体のチームに様変わりした。その結果前半戦とは逆に、インサイドが弱点となった。キャプテン高橋(政4)の個人技はあるものの、全体としてインサイドからの得点が少ない。ディフェンスを、インサイドに引き付けられなければ、得意のアウトサイドシュートは活きてこない。
 
また、1年を通して課題であったのが、決定力不足である。流れを引き寄せる大事な時間帯で、速攻を外してしまう場面には、観客も飽き飽きであっただろう。簡単なシュートをしっかり決めきることは勝利への絶対条件である。
 
課題ばかりを挙げたが、成長もあった。シーズン後半戦から、山﨑(総2)、髙田(環2)の活躍は目覚ましいものであった。髙田は3Pの確率がかなり上がり、相手からもマークされる存在に。そして山﨑は、苦しい場面で突破口を開き、点が欲しい場面でしっかり決めてくれる頼れる存在へと成長を遂げていた。
 
今年度、1部昇格がかなわなかった慶大。決定力不足を克服するとともに、持ち前のチームワークとチームディフェンス、さらには成長を遂げた新戦力を武器に、来年度こそ、1部昇格を果たしてもらいたい。
(鈴木里実)