企画

プロ入りインタビュー企画 慶大OB山本選手×早大OB重信選手

早慶のリードオフマンとして活躍した慶大・山本泰寛選手と早大・重信慎之介選手は今年、読売巨人軍に入団し、舞台を神宮からプロに移し共に戦うチームメートとなった。今回は両選手に、体育会に所属していない一般生がなかなか知ることができない野球部の生活を読者に知ってもらいたいという趣旨のもと、プライベートな部分まで話を聞いた。
(香西朋貴)

* * * * *

【山本泰寛選手】

―早慶戦とは
お客さんも多く入っていて楽しかったですが、特に意識せずリーグ戦の一試合として捉えていました。

―4年間で一番記憶に残っている打席は
2年生の時に明大の上原投手から打った逆転2ランと、法大の熊谷投手へのバックスクリーンのホームランですかね。

―野球部の規則は
1年生は厳しい。みんな通る道ですけどね。朝から夜まで手伝い、滞ったら外禁とか坊主といったものはありました。

―ドラフト当日は何をしていたか
午前中は練習して、午後は緊張をほぐすために後輩と話したり、スマブラしていました(笑)。

―正直、何巡目で指名されると思っていたか
順当にいって指名されるなら5、6位だと思っていました。

キレのあるプレーを見せる山本選手

キレのあるプレーを見せる山本選手

―慶大の先輩でもある高橋由伸監督の印象は
かっこいい方です。二軍なので話す機会は少ないですが、精一杯アピールしていきたいです。

―プロに来たと感じた瞬間は
そつのない走塁や外野と内野の連係はプロとアマの違いを実感します。





―卒論は『バッティングフォームの違いによるバッティングへの影響』だったと聞いたが、打撃で参考にしている選手や理想の選手は
山田哲人選手の打撃フォームを参考にしています。理想の選手は、右打ちが上手くて守備の名手でもある井端コーチです。

―六大学の選手では誰と仲が良いか
それシゲ(重信選手)絶対俺って答えてるやつでしょ。実際シゲと法政の若林、部内だと日本ハムに行った横尾ですね。

―重信選手の印象は
僕とはふざけあったりしますが、本当に仲良い人にしか心を開かないって感じですね。自分の芯がしっかりした人だと思います。

―好きな女性のタイプは
優しいけど気が強い人ですかね。

―授業には出ていたか
寮から(SFCは)遠くバスに乗るのに長蛇の列で大変だったが僕は週10コマは出ていました。

―リーグ戦優勝に向け鍵となると思う選手は
加藤投手はもちろんですが中軸の山口選手が得点源として活躍していかなければ優勝は見えてこないと思います。

―後輩にメッセージを
(新チームの)戦力が落ちたと言われているけど、僕はそんなことはないと思うし、自信持って楽しんでプレーしてほしいです。

―最後に今シーズンの目標を
一日でも早く一軍に上がり、定着してチームの力になりたいです。

* * * * *

【重信慎之介選手】

―早慶戦とは
お客さんが他の試合よりたくさん入るので雰囲気は違うが、リーグ戦の一カードに過ぎないと思っていました。

―試合前のルーティーンはあったか
特になかったですが、試合前日に寮から近い「和み」という和食料理屋で後輩と士気を高めあっていました。

―英語が得意と聞いたが将来メジャーを考えていたか
まだプロに入ったばかりなので考えていないですが、野球をやっていなければ、在学中にアメリカ西部に語学留学したかったですね。だからキャリアを終えたら海外で生活したいです。

―野球部で仲良くしていた選手は
新入生の時から自由にやっていて、プライベートで仲良くしていた選手はそんなにいないです。学生コーチの大谷君とは色んな話をしたり、練習も夜遅くまで付き合ってもらったりしました。

―大学の空き時間は何をしていたか
カフェ巡りが趣味の一つで、大学の空き時間は高田馬場の「10℃カフェ」に行ったりしてました。

―プロに入ってプロ入りを実感した瞬間は
シート打撃で対戦した時の菅野選手のストレートですね。

神宮の雄、重信選手が熱き思いを語る

神宮の雄、重信選手が熱き思いを語る

―同期入団の山本選手について
ヤス(山本選手)とは六大学の中で一番仲の良い選手だったので、お互い入団が決まった時は嬉しかったですし、すぐにLINEで連絡しました。

―路線バスと競って勝ったというのは本当か
中学生の時なのですが、バスが加速している間は並走して、最高速度に達した時に僕も全力を出してバスを置き去りにしました(笑)。



―後輩にメッセージを
4年間部活を継続していれば得るものは必ずあると思います。無い物ねだりで、サークルの生活に憧れたりすることもあると思いますが、頑張ってほしいと思います。

―最後に今シーズンの目標を
まずは一軍定着目指して頑張ります。

* * * * *

重信選手はオープン戦で結果を残し、開幕一軍を手中に収めた。山本選手も初の対外試合で初打席、初ヒットがホームランと好スタートを切ったものの、開幕一軍はならなかった。それでも高橋由伸監督が期待する若手選手の一人ではあるだろう。早慶のスピードスターが2人揃って東京ドームで躍動する瞬間もそう遠くはない。

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