新チームに代替わりしてから初の大会となる六大学バスケットボールリーグ。新ヘッドコーチの指揮の下、慶大は見事全勝を果たし、六大学を制した。新チームの完成度は高く、早慶戦や秋季リーグでの活躍が期待される。

第72回早慶戦は6月2日に日吉記念館で行われる。昨年、一昨年と2連敗を喫し、成績は34勝37敗と負け越している。だが、六大学リーグで早大に快勝した今年は、久しぶりの白星を狙えそうだ。

勝敗のカギを握るのはやはり4年生だ。エースガードの伊藤(環4)が新キャプテンとなり、鋭いアシストと内外問わない得点力を武器にチームを引っ張っていく。また、副将吉川(環4)も優れた体幹からバスケットカウントを次々に決め、慶大の得点源となっている。そして何よりフォワードの権田(政4)だ。高身長を武器にインサイドで得点を重ねるほか、アウトサイドシュートも量産する。彼ら4年生が慶大に勝利をもたらすだろう。 (森俊貴)