—企業の特徴
「美しい生活文化の創造」が企業理念にあります。単に見た目だけ良くする、美しくするというだけでなく、人の内面に豊かさをもたらすことを目指しています。人が化粧をすることで生活にハリやアクティブな気持ちが生まれ、世の中が活性化していけばと考えています。単なる化粧行為だけでなく、美しい生活文化を広げていきたい、というのが究極の目標です。
—具体的な業務内容
化粧品の事業が売り上げの9割以上を占めます。その他に医薬品や美容食品の製造・販売、「資生堂パーラー」というレストラン事業も行っている会社です。
具体的には文系の仕事は営業から、マーケティング、人事や広報などのスタッフ系の仕事等、広い業種の仕事になります。理系の場合は主に研究・開発です。
また国内での成長に加え、まだまだ化粧文化というものが行き渡っていない地域もあるので、まずは日本企業として中国を始めとしたアジアを中心に化粧文化を根づかせ、企業として成長していけたらと考えています。現時点で日本を含め89か国で資生堂化粧品を購入することができるようになっています。
—業界の特徴
化粧品は日用品に近い部分がありますから、みなさんにとって馴染みがあり、特殊な業界というわけではありません。ただし、よく知られているのは4社ほどの大きな会社ですが、実は何千社もメーカーがあります。
—社風
「資生堂が好きだ」という社員が非常に多いです。その気持ちから長く働き続ける社員が多く、離職率も大変低いです。学閥もないですし、人がよく、クリーンで男女問わず働きやすい会社だと言えます。
さらに女性が結婚・出産・育児をしていても、仕事を辞めずに長く働いていけるような制度が充実しています。制度は実際に利用しやすく、その人の分も、周りで助け合おうという風土があります。
—求める人材
「自ら考え、行動し、最後までやり切る人」が大前提です。自分で考えるだけでなく、実際に行動に移せるということが大事です。そしてこれからグローバル化も進んでいくので、いろいろな考えや多様性を受け入れられる方を求めています。加えて選考では、チャレンジ精神のある方かどうか、またそれを実際に発揮しイノベーションを起こしてくれそうかどうかを見ていきたいと考えています。
—採用について
事務系では4領域から1つを、WEBサイトでの応募者登録の段階で決めて頂きます。応募者登録をして頂いた方に対して、エントリーシートの案内があります。その後書類選考を経て、3回の面接があります。
—就活生へのアドバイス
まずは、自分がどういう価値観を持っていて、将来どんなことをしていきたいか、どうやって自己実現していきたいかということをしっかりと考えてほしいなと思います。その上で、ご自身の価値観と、企業の理念や価値観ができるだけ合った会社を選ぶようにしてほしいなと思います。
聞き手=池田尚美