会見で笑顔を見せる福谷投手

慶大から2年連続ドラ1プロ入り

慶大野球部・福谷浩司投手(理4)が10月27日、中日ドラゴンズからドラフト1巡目指名を受けた。同日日吉キャンパス来往舎にて、江藤監督と共に記者会見を行った。会見内容は以下の通り。

―地元の中日ドラゴンズからの1位指名だが。

(福谷投手)「慶大に入学して東京に出てから、とても地域性のあるチームだと思うようになった。いいピッチャーが多いので一筋縄ではいかない。自分の身をそういう環境に置けるのは嬉しい」

(江藤監督)「頑張ってきた選手がプロ野球に指名されることは嬉しいことであり、ありがたいこと。今後どのように成長していくか期待している。中日ドラゴンズは彼も言うように本当にいろいろなピッチャーがいるチーム。競争の激しい厳しいところに入った方が彼のためにもなる」

―自分のアピールポイントは。

(福谷投手)「大学4年間ストレートにこだわってやってきた。人とは違う重い、強いストレートだと自分でも思っているので、それを自分の軸としてやっていきたい」

―プロでの目標、1年目の目標は。

(福谷投手)「けががありはがゆさ、悔しさがあったので、全力で投球できる形を作ることを目標にしたい。成績に関しては、数字は気にせず一試合一試合を大事に戦うスタンスを変えずにやっていきたい」

―目標にしたいピッチャーは。

(福谷投手)「同じ愛知県知多市出身の(中日の)浅尾投手のようにチームに頼られる投手になりたい」

―文武両道で頑張ることでの苦労や役立った点は。

(福谷投手)「自分自身は文武両道だとは思っていない。野球の時は野球を、勉強の時は勉強を全力でやってきた。時間が少ないと言われる中で、練習の軸を持つことができたのが4年間で得たもの」

―高木監督の印象は。

(福谷投手)「マスコミへの対応や試合中の素振りが江藤監督に似ているなと」

(江藤監督)「そんなにカッカきているかな(笑)」

―将来的に大リーグに行きたい気持ちは。

(福谷投手)「プロと同じくらい憧れの場所。これから力をつけて、チャンスがあれば挑戦したい」

―対戦してみたいバッターは。

(福谷投手)「同じセ・リーグで、大学でお世話にもなった阪神タイガースの伊藤隼太選手と一軍の舞台で対戦できれば」

―ライバルは。

(福谷投手)「雑誌などで東浜巨(亜大、福岡ソフトバンクホークスが1位指名し交渉権獲得)とよく言われているが、自分の中ではライバルではなく目標の存在。ライバルはまだいないということで」

―高木監督は先発としても期待しているという話も。

(福谷投手)「先発でも抑えでもピッチャーは与えられたイニングを0で抑える、それに尽きると思う。その考えを変えずにやっていきたい」

―プロ野球を目指すきっかけは。

(福谷投手)「1年前、日米大学野球の日本代表に選ばれた時にいろいろな人と交流したことが一番の契機」

―今までの野球人生を振り返って1位指名を受けて会見を受けている自分をどう思うか。

(福谷投手)「プロを目指すようになってからは単純にプロに入ることだけが目標ではなくなっていたが、入学したころを振り返ると、4年後にまさかこんな姿になっているとは。今でも信じられない」

―福谷投手のプレー面の印象と人間性、性格をどうみているか。

(江藤監督)「人間性は見た通り。話している通り。去年プロを目指すというまでは学者が野球をやっているイメージだった。プロを目指すと聞いてびっくりしたけども、自分がプロ出身ということもあり、上を目指すことは嬉しいものだったのでなんとかサポートしたいなと思っていた。今日こういう場ができてうれしい」

 

同じく、プロ志望届けを提出していた竹内大投手、阿加多捕手は指名を受けなかった。

 

固く手を合わせる岡野球部長と福谷投手と江藤監督(左から)