慶應塾生新聞会 三田オフィス
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【走り続ける塾生】女優 大後寿々花さん

「さばさばしているねとよく言われます」と笑いながら話す彼女は、女優の大後寿々花さん。幼い頃から芸能活動を始め、現在でも多方面で活躍している塾生の一人だ。魅力たっぷりの彼女の素顔に迫る。

■ 大後 寿々花(おおご すずか) 1993年生まれ。2000年舞台『国盗り物語』でデビュ-。その後、ドラマ「ごくせん」などに出演し、04年に『油断大敵』で映画進出。05年に行定勲監督の『北の零年』に出演。また、わずか11歳で『SAYURI』でハリウッドデビュ-を果たした。07年の連続ドラマ「セクシ-ボイスアンドロボ」では、初ヒロインを務める。最近の出演作品として、ドラマSP「二十四の瞳」、NHK大河ドラマ「八重の桜」、連続ドラマ「明日、ママがいない」、NHKラジオドラマ「放課後はミステリ-とともに2」など、学業を優先しながらも、精力的に女優活動を続けている。
■ 大後 寿々花(おおご すずか)
1993年生まれ。2000年舞台『国盗り物語』でデビュ-。その後、ドラマ「ごくせん」などに出演し、04年に『油断大敵』で映画進出。05年に行定勲監督の『北の零年』に出演。また、わずか11歳で『SAYURI』でハリウッドデビュ-を果たした。07年の連続ドラマ「セクシ-ボイスアンドロボ」では、初ヒロインを務める。最近の出演作品として、ドラマSP「二十四の瞳」、NHK大河ドラマ「八重の桜」、連続ドラマ「明日、ママがいない」、NHKラジオドラマ「放課後はミステリ-とともに2」など、学業を優先しながらも、精力的に女優活動を続けている。

現在3年生として在学中の彼女。サイバー犯罪の対策の研究会に所属している。さまざまな情報が混在する今日のネット社会とこれから上手く付き合っていくための正しい知識を習得する目的もあって、この研究会を選んだそうだ。

授業の一環として、ネチケットなど基本的なマナーが未熟な中高生たちへの啓発活動をすることがあるそうだ。「現代ではSNSなどを用いたいじめも蔓延しているから、彼らに正しい理解をさせたいです」と力強く語ってくれた。研究会を含めた大学での学びに関して、「友人たちと切磋琢磨しながら研究を進めていくことは貴重であり、自分は素晴らしい環境にいると思います」と話す彼女からは大学生活の充実が伺える。また、大学は中学高校とは違ったあまり縛りのない自由な場所だからこそ全てが自己責任であることを実感しているそうだ。加えて、自由に授業が選べるということは、「自分がこれからどうしていきたいのか、何を学びたいかを熟考できるよい機会だと考えています」と彼女は話す。

続けて、学業と並行して今もなお継続している芸能活動についても伺った。
数々のドラマ、映画、コマーシャルなどで現在活躍している彼女が仕事を始めた頃、女優という仕事は「習い事」感覚だったそうだ。

しかし彼女が小学5年生のとき、ある転機が訪れる。それは、ハリウッド映画『SAYURI』への出演だ。彼女は主人公の幼少期を演じた。撮影はアメリカで行われたため、彼女は幼いながらも見知らぬ異国の地へ飛び込んだ。アルファベットを読むのでさえままならない中、英語での台詞に挑んだ。「もちろん大変ではありましたが、やり遂げなければならないとは感じていたので苦になることなく達成できました」と笑いながら語る。このとき彼女には初めて「責任感」が芽生え、仕事に対する見方が変わったそうだ。また、英語の学習の意欲が湧いたのもこのときだという。その想いは現在も続き、大学での英語学習の基盤にもなっている。「また機会があれば海外作品に出演したいです」と意欲満々だ。

大学は癒しの空間

最後に、今後の目標について伺った。「大学を4年間できちんと卒業すること」を何より大事にしたいと彼女はいう。また、大学での学びと合わせて、常に多種多様な事象に目を向け、感性を磨いていきたいとも語る。「女優にゴールはないと思います。さまざまな役を演じていきたいし、より多くの人の心を動かせるような女優になっていたいです」と語る彼女のまなざしは真剣だった。

一期一会、という言葉が好きだという彼女。大学に入ってから知り合いも増え、一つ一つの出会いを大切にしようと常に心がけているそうだ。「私にとって大学は癒しの空間。大学で過ごす時間はとても楽しいです」と話す彼女の笑顔は、「演技」ではなく、さばさばしている「ありのまま」の彼女から溢れ出るものであった。 (高畑里佳子)