蹴球部は先月28日、第1回関東大学春季大会で拓大と対戦した。昨季の対抗戦最下位の格下相手に、一時は17点のリードを許したが、後半終了間際の連続トライで逆転、31―27で薄氷の勝利。

慶大はディフェンスが機能せず、次々とラインを割られる。後半21分までに4トライを許した。この時点で残り約20分で10―27と17点差。

30分、ついに黒黄の戦士たちは重い腰を上げ、反撃ののろしを上げる。以降、37、43分と続けざまにトライを奪い、劇的勝利。残り20分で17点差をひっくり返した。

拓大に地力の差を見せつけ、開幕戦で勝ち点6を獲得した慶大だが、結果には表れない課題が残る試合内容となった。試合後には敵地でディフェンスの特訓を行った。