屋内混雑度共有アプリ開発 SDM 経産省G空間プロジェクトの一環

慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(SDM)スマートシステムデザインラボ(神武研究室)は2月8日、屋内混雑度の共有を目的としたAndoroidアプリケーションの「aitetter」を開発、無料ダウンロードサービスを開始したと発表した。

利用者が各施設の混雑状況を同アプリに入力することで、利用者同士が情報を共有することができる。主に屋内の休憩所やベビールーム、トイレなどの共用施設や店舗の混雑状況を把握するための利用を想定しているという。

同アプリの開発にあたり、神武研究室と国際航空株式会社は空間情報配信基盤、LBSプラットフォームを設計。これにより、実際に現地にいる利用者から多方面の情報を集約したのち、一括して利用者に提供することが可能になった。屋内での利用に難点を残す位置情報測位サービスGPS機能によらずに、位置に関する情報を提供できるようになった。

アプリケーション利用者のみならず、施設管理者やテナントオーナーにも利点はある。混雑状況を把握することでスタッフや電力、広告などの配分管理を効果的に行うことが可能になるという。

現在は二子玉川ライズ・ショッピングセンター、二子玉川東急フードショーを主な対象エリアとしているが、範囲や対象とする施設の数を徐々に増やしていくと神武研究室はしている。

なお、同アプリは平成23年度経済産業省G空間プロジェクトの一環で、カディンチェ株式会社から技術支援を受けて開発された。