ライブ終盤、セッションする2人
ライブ終盤、セッションする2人

「拡張するジャズ LIVE Vol. 1」と題し、ともに慶大卒であるドラマーの神保彰氏とピアニストの林正樹氏を招いたジャズライブが先月13日、三田キャンパス北館ホールにて開催された。

日本のジャズ界において草分け的存在として知られる塾員の油井正一氏のコレクションを展示する「油井正一アーカイヴ」開室1周年を記念して、慶應義塾大学アート・センターが主催した。

ライブは、神保氏と林氏がそれぞれソロ演奏をした後、二人が協奏する2時間の構成。司会進行は音楽評論家で慶大政策・メディア研究科特任准教授の中川ヨウ氏と、慶大文学部の粂川麻里生教授が務めた。

当ライブはソロ演奏で林氏は著名な楽曲をジャズ風にアレンジして演奏。自身が作曲したものでは、西暦を「素因数分解」してテンポを決めたものなどユニークな楽曲を披露した。

神保氏は自身が手掛けた新しいドラムの演奏システムである「ワンマン・オーケストラ」を駆使して演奏に臨み、「Take Five」などジャズの代表曲ともいえる楽曲を演奏。また、往年のヒット映画のテーマ曲をメドレーで演奏し、観客を魅了した。

最後に行われた協奏ではダンスとクラッシックの要素が強く目立つ「リベルタンゴ」など、ジャズのジャンルを超えた楽曲を演奏した。

観客の拍手に応えたアンコール演奏では「I got rhythm」を披露。演奏後に二人は握手を交わしてお互いにエールを送った。