
7月23日、慶大は、通信教育課程における「科目等履修生」の新規・継続募集を2026年度以降停止すると発表した。募集再開の時期や内容は未定で、大学は公式ウェブサイトを通じて今後の方針を案内するとしている。
科目等履修生は、生涯教育やリカレント教育の一環として、文学部・経済学部・法学部の一部専門科目を選択して学ぶことができる制度で、試験やレポート課題に合格すれば単位を取得できるが、学士の学位は得られず、教員免許取得を目的とすることもできない。学生は1年間在籍でき、1科目から履修可能で、年間最大10単位まで学ぶことができる。また、正科生入学前の学習体験や、取得単位の一部が正科生入学後に卒業要件単位として認定される場合がある点も特徴である。学費は履修する単位数に応じて支払う仕組みで、例えば「国際政治論(2単位)」は年間7万円で履修可能だった。
慶大は、これまで科目等履修生として登録した学生や出願予定者、関係者に感謝の意を示すとともに、理解を求めている。
この決定により、関心分野の学びを手軽に始める機会が一時的に制限されることとなるが、大学側は今後の方針を慎重に検討するとしている。
(編集局)
(この文章作成にはChat GPTを一部使用しています。但し、塾生新聞会編集局が編集及びファクトチェックを済ませています。)