【Web連載 旅行記連載vol.1】 青春18きっぷ×ひとり旅×無計画のすすめ

2日目スタート!

さて、翌日は6時半にホテルを出発。

ひとり旅なので自分のペースで動き出せるというのは非常に大きいです。朝ごはんにきしめんを食べ(また!)、いざ通勤ラッシュの波にもまれながら青春18きっぷひとり旅の二日目がスタート!

 

まず降りたのは熱田駅。もちろん熱田神宮に行くためです。

僕は熱田神宮の雰囲気が大好きで、ただでさえ好きなのに朝のひんやりした空気に包まれた熱田はもう格別でした。ちょっと恐れ多すぎて写真は撮れなかったので、どういうところか気になる人は調べてみてください。

普通電車に乗り込み、ひたすら上京していく。

帰りはJR東海の名物、新快速には乗らず、「普通」でのこのこ帰ることにする。

東海道線というのは不思議な路線で、なぜか人口密集地を避けるように線路が引いてある。そのため自然と田園風景が広がる景色が続くが、これが都会住みにとってはたまらない。

 

これは途中でふらっと降りた無人駅の相田駅

 

なんと一時間に電車が2本しかこないこの駅。ここまで綺麗に田んぼが広がっている光景を東京ではなかなかみません。

 

 

さて、帰りも浜松で餃子を食べる。浜松で一番だと評される店に行きたいと思い、「むつぎく」さんへ。

 

40分待った後に食べたもちもちの薄皮餃子は本当に美味しかった。餃子はもちろん、醬油も独特の旨味がある。浜松の餃子は店ごとに小さな違いがあるので、ぜひ自分の好みの店を見つけてみてください。

 

 

 

富士山に見守られ、旅も終盤へ

さて、もう午後1時近い時間だったので、電車に揺られながら一気に静岡県を縦断。

少し疲れてきたのか、気づいたら寝てしまい、窓ガラスに頭を打って目が覚めることもしばしば。

そうこうしているうちに、あっという間に静岡に到着。

 

やはり旅というのは終わりが近づくにつれ、どこか寂しさを覚えるもの。

午後の日差しを浴びた静岡県庁にどこか懐かしさまでも感じながら、静岡で熱海行きに乗り換る。

行きも同じ場所を通ったはずなのに、旅というのは本当に不思議なものです。

 

どうも富士山は人を惹きつける力があるようで、思わず富士駅で降りる。

綺麗なすそ野を広げる富士山は、「高い」というよりかは「大きい」という形容が似合います。

富士という町は駅から富士山に向かって整然と伸びる商店街が印象的ですが、残念ながらコロナウイルスの影響でお店を開けていないところが多かったです。

 

熱海に到着。

この車両の顔を見たら旅の終わりの合図。

「あー東京に帰ってきたな」という感じが一層強く感じられます。ここまで来たらあとは都心に帰るだけです。

いやーそれにしても楽しかった!当然、1泊2日という行程では訪れられる場所には限界があります。

しかし、それでいいのです。「いくつ行ったか」ではなく、「何をそこで得たか」、つまり量より質が大切なのですから。

おわりにかえて

旅に出る目的とは一体何でしょう。娯楽のため、休暇のため、グルメを味わうため、人それぞれ目的は異なりますが、そのすべてに共通しているのは「非日常性」です。

青春18きっぷを長距離移動の手段として使っている人をよくみかけますが、本当にもったいないなあと思います。このきっぷの強みは乗り降り自由なところ。グルメや名勝はもちろん、その土地の地理や歴史に至るまで、沿線に潜む魅力を五感で感じ、新しい発見を喜ぶ。そんな経験ができるのも青春18きっぷならでは。

旅というのは基本、人が多いほど思い出を共有できて楽しいものですが、青春18きっぷを用いた旅行は一人でいくことを強くおすすめします。それも予め計画を立ててはいけません。

「ふと車窓を見て、降りたくなったら降りる」人の決めたスケジュールを生きる日常を抜け出し、誰にも邪魔されず、気の向くままに旅をしましょう。

「非日常」という旅の主役にスポットライトを当ててくれるのが、ひとり旅であり青春18きっぷであるというだけです。

青春18きっぷは春夏冬の3回期間限定で発売されます。行ったことのない未知の地へ、ぜひ足を運んでみてください。

さあ、まずはみどりの窓口に並びましょう。すべてはそれからです。

 

 

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