【喊声】 5月号

「必死」という言葉を辞書で引いてみた。「必ず死ぬ」という字のままの意味のほかに、「死ぬ覚悟で全力を尽くすこと」とある

▼「何か一つのことに必死に取り組むことができるのは、大学生の間だけである」と、教授を始めとする年上の方々は口を合わせて言う。時間、金銭、知識、行動力の4つが最も揃いやすい時期こそ今なのだろう、と自分なりに解釈している

▼今までに何か1つのことに対して、頑張ったことはあっても、必死になったことは果たしてあるだろうか。ここでみなさんにもう一度振り返っていただきたい

▼私は現在3年生であるが、今までに必死になって何かに打ち込んだことはない。確かに、頑張ったことで得たものも数多くある。しかし、もっと頑張れた、という後悔の念も同時に感じられた

▼大学は、「必死」を多く生み出す環境であると私は考える。同じ興味を持った仲間と切磋琢磨し、1つの目標に対して共に向かっていく。そのような環境に身を置けることを、私は幸せに思う。折り返し始めた大学生活ではあるが、必死に取り組んだことで得られる何かを求めて、残りの学生生活を全うしていきたい。
(今西佑太)