先月27日の関東大学対抗戦第2戦で日体大と対戦した慶大は、前半から安定してリードし続け、66―12という大差で勝利を収めた。

10トライの猛攻 優勝へ向け突進

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試合開始早々に慶大は2本のトライを決め先制する。その後、日体大にトライを奪われるが、前半23分にPR堀切(環3)のトライを皮切りに32分までの約10分間で4トライを奪い、スコアを47―7で前半を折り返した。



後半に入っても慶大は、相手陣内でボールを回す展開で日体大を圧倒する。後半18分にはNO8松村(商2)がこの日3本目のトライ。相手を大きく突き放し、試合を決定付けた。終わってみると、慶大は10トライを決める猛攻で、今大会2勝目を挙げた。

試合後のインタビューで、この試合3トライと大活躍した松村は「チームとしては試合を通して攻守ともにかみ合っていた」と振り返った。「スクラムやラインアウトなど、セットプレーからの得点を決められてよかった」と語る一方で、「ノックオンなどのミスでチームの足を引っ張った」と、自身については厳しい評価だった。
(鈴木智博)