【記者の眼】ソッカー部 宮地元貴(総2)

「図太い」プレーでチームに貢献

昨シーズンは悔しさの残る一年だった。1年生として唯一スタメンに名を連ねた開幕戦。退場処分を受け、ほろ苦いデビュー戦となった。その後の試合でも警告を受ける場面が目立ち、精神面のコントロールが課題だった。

これまではDF、MFとしての起用が多かった。しかし、須田監督の「すべてのポジションでプレーできる選手になれ」という言葉通り、今季からFWへコンバートされ、開幕から6試合で3得点。強靭なフィジカルとユース出身ならではの柔軟な足下のテクニックを生かしたポストプレーでチームの攻撃に欠かせない存在となっている。初戦の明大戦では決勝ゴールを挙げ、チームの勝利に貢献。「去年のように悪い意味ではなく、いい意味で目立ててよかった」(宮地)というように、宮地の存在感は試合を経るごとに増している。

また、2年生となった自覚からか、声を張り上げ、最前線から味方を鼓舞する姿も印象的だ。松下前主将(現松本山雅FC)も「図太い」と評したように、物怖じしないプレースタイルはチーム全体に好影響を及ぼしている。

昨季のような精神的未熟さを克服し、チームのために体を張る姿は、対戦相手にとって、大きな脅威となるだろう。  (木下俊亮)