現行の春・秋学期制を2分割
慶大は先月26日、大学評議会を開催し、2014年度からの4学期制の実施も可能となる学事日程の導入を決定した。
今回の学事日程見直しは現行の4月上旬から7月下旬までの春学期と、9月下旬から1月下旬までの秋学期をそれぞれ2分割し、約2カ月を単位とした授業も並行して設置可能とするもの。4学期制の実施については各学部の裁量に任せられている。導入された場合、週2回の授業も設置され、試験期間も4回設けられるが、夏季休校、春季休校の日程に変更はない。秋入学の導入拡大や、海外留学、インターンシップへの参加を促すことを狙いとしている。
塾内の学事日程見直しについては、昨年度から「学事日程見直しに関する懇談会」を設置し、秋入学への移行も含めて協議が行われていた。今回の決定は今年3月に提出された同懇談会からの最終報告書を受けて、先月26日の大学評議会でなされた。慶大は引き続き学事関係のさまざまな事項に関して検討を続けていく。