慶應義塾創立150年を記念して、福澤諭吉の足跡を辿る旅、「歩いて識る150年『中津から三田へ』1500km」が6月1日にスタートした。

 同企画は、福澤諭吉が幼少期から青年期を過ごした大分県中津市から出発し、大阪、南アルプス、山陽・東海道の各都市、SFCと日吉のキャンパスを経由し、三田キャンパスに至る約1500㌔の道のりを踏破する。参加者は慶應義塾ワンダーフォーゲル部(KWV)と三田会の460名で、コースを8ブロックに分けて、リレー方式で行い、ゴールは11月8日の予定。

 参加者は途中、各地の三田会に立ち寄り、塾長と中津市長からのメッセージを届け、三田会からは150年祝賀のメッセージと塾旗への寄せ書きをもらう。11月8日には日吉キャンパスで行われる150年記念式典会場に届ける。

 慶應義塾は、福澤諭吉の遺徳を顕彰する活動を展開することを目的として、中津市と4月16日に協定を結んでいる。