慶大は2022年春に3回目の新型コロナウイルスワクチンの職域接種を行う。

1月10日に開催された第187回福澤先生誕生記念会の年頭挨拶で、伊藤公平塾長は、昨年職域ワクチン接種5万人を実施したことを振り返った上で、この春も、3回目の職域接種を慶應義塾において実施すると述べた。

この決定は4月から9割の授業を対面で行うという大学の方針が背景となっている。全学部の代表教員が集まり、何度も会議を重ねた結果であるという本方針を実現するため、塾長含む執行部が職域接種を計画したという。また、希望する教職員や塾生がいつでも無料でPCR検査が受けられる体制を整えるほか、教室の換気状況を科学的に調査し、不十分な教室には設備増強を、十分な教室にも二酸化炭素モニター設置を進めるなど、引き続き塾生が安心して授業を受けられる環境を整えていく。

福澤先生誕生記念会の模様は、YouTubeでライブ配信され、現在も視聴可能となっている。

 

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