三田祭実行委員会 前夜祭にて約2300万円の損失を計上 出演アーティストの交渉遅れ、影響大きく

全塾協議会が発表した報告(一部)

全塾協議会は10日、三田祭実行委員会の監査に関する資料を公開し、三田祭実行委員会前夜祭会計で多額の損失の発生が確認されたと発表した。

報告によると、2020年度三田祭実行委員会前夜祭独自財源会計にて2385万1684円の損失が発生。これにより、三田祭前夜祭の繰越金が1135万1358円から1000円へと1100万円以上大幅に減少し、三田祭本祭の繰越金も2330万9805円から812万2703円へと1500万円ほど減少した。

今回の多額な損失について、全塾協議会の監査人は以下二つの原因を指摘する。

1つ目に、キャスティングが開催1カ月前の10月と開始時期が遅れたこと。それにより、複数のアーティストの交渉が同時に行われ、予定していた1組を大きく上回る3組の出演が決定したという。

2つ目に、アーティストの追加が一部委員により半ば無し崩し的に承認されたことを挙げている。オンライン開催に伴いチケットの価格を低く設定したこと、広報期間が短かったことなど懸念要素があったにもかかわらず、追加アーティストの出演を認めたことで、支出が大幅に拡大し、多額の損失が発生したとしている。

全塾協議会は本件に関する処分と今後の活動に関して、過失によるものであり、全塾協議会の定める規約規則等に違反はないため、全塾協議会が処分を行う必要はないとした上で、次のようにコメントしている。

「組織体制や意思決定のプロセスに問題があるのは明らかであり、組織の今後の改善のために必要である事項を適宜指示し、必要に応じて指導していく」

三田際実行委員会は本件について、「多くの三⽥祭関係者の⽅々に、ご⼼配等をおかけしましたこと、謝罪させていただきます」としている。なお、三⽥祭本祭の開催に対して基本的に影響はないという。

三田祭前夜祭は昨年11月20~22日に開催され、miwa、BiSH、豆柴の大群、MY FIRST STORYの4組のアーティストが出演していた。