慶大生の考える、選挙のいま

 

――では次の質問に参ります。アンケートでは1年生に選挙についての疑問点や不安点についても聞きました。そもそも関心がないという人もいましたが、例えば選挙に行ってよかったと実感した経験はございますか。

B:権利を全うした感はあるよね。とりあえずやったなっていう落ち着きはある。

C:足を運ぶのってちょっと違うよね。朝食のときに「今日都知事のやつ行かなきゃ」って、パジャマから着替えて、わざわざ5分くらい歩いて投票しにいくだけで、達成感もあるし、行ってよかったとも思う。

若者の政治離れって言われているけど、自分は違うぞと思える。先生に叱られないために宿題やるみたいになっちゃうけど。

A:結果そうなっちゃうよね。

B:正直言って自己満足だよね。ただ足運ぶのって大事かも。インターネットで多くのことができる時代に、わざわざ政治のために足を運んで、自分の時間を費やすっていう。自分が政治に関心がある方だとは思わないけど、日本の政治を良くしたという意思表示になるかも。

A:自分の場合はスーパーに行く途中に投票所があって。変な話だけど、政治は意外と身近なものだなって。政治が意外と日常にあるなと思った。

それこそ、わざわざ足を運んでっていう意識は、この都知事選に関しては薄かったのかも。投票日とか意識していなかったんだけど、案内板が立ってて、今日が投票だって、その時気づいた。じゃあ寄ろうみたいな感じだったな、今回。強い関心がないと投票日忘れたりもするし。

 

――投票日だけは政治が身近なものになるっていうのはあるかもしれないですね。

B:この1票、何かになるかも!って思うと身近だよね。

A:普段の街並みにドーンと「投票所はこちら」っていう看板が立っていて、びっくりしたな。普通だったら選挙が近いから、政治について考えなきゃみたいな義務感っていうと言い過ぎだけど、それでやっていたのが、今回の選挙は身近に感じたかな。

C:身の回りに選挙を気に掛ける人が1人でもいると意識が変わるなと思っていて。学校で忙しいときとか、浪人生のときとか、自分のことで精いっぱいだから、周りも自分も、政治のことはどうでもいいっていう感じだったのね。

今回私は、家で過ごすことが多くなって、テレビとかを観て、家族と話して色々と調べた。周りに選挙への関心がある人がいると、投票への意識が自然と高くなる。そういうのも投票率に関わるのかなって。

みんなは家で政治について話したりする?

A:そんなないかな。それこそ今は、することもないし、コロナで政治に関心が高まりやすい時期ではあるよね。たしかに政治に関心を持つ機会を探すっていう意味では友達とかと話すのはありかも。

D:選挙に行ってよかったこととか、達成感とかは別にそんなにない。でも選挙権をせっかく持っているから、その権利を使おうかなっていうのが選挙に行く動機になっているかな。