今月25、26日に行われた「第66回お花見レガッタ」にて今シーズン初の対外試合を迎えた慶大端艇部。3週間後に控える早慶レガッタに向けて日々猛練習を重ねる彼らに迫るべく、128期主将を務める内田優志選手(政3)にインタビューを行った。

―1年生が中心に出場した「お花見レガッタ」の試合結果を振り返ってみて。

コーチと話し合って各々が目標タイムを設定しているのですが、そのタイムを切れている選手が多く、ここまでは順調です。

―オフシーズンを終えて対外試合の初戦だが、ここまでの選手の仕上がりは。

オフシーズンに体力作りを行い、2月からは早慶レガッタに向けて技術を高めています。加えて、速いクルーの動画などを見て研究もしていて、ボートを総合的に速くしていこうと取り組んでいます。予定通りみんなが頑張ってきてくれたので、手応えはすごくあります。

―年間を通した目標は。

「総合優勝」です。全員が速く、強くなろうという勢いのある部活を作りたいと思っているため、総合優勝を目標に掲げています。一人一人が強い向上心を持って取り組んでいるので、その気持ちが全ての種目において良い結果をもたらしてくれるといいです。

艇庫の玄関には「総合優勝」の大きな文字が

―6連覇がかかった早慶レガッタへの意気込みは。

自分たちが6連覇をするチャンスがあるのは、先輩方がこれまで勝利を積み重ねてきてくれたおかげです。なので、まずは最高の舞台を用意してくれた先輩方に感謝したいです。チーム全体としても、早稲田には絶対に勝ちたいです。そしてその先にある夏の大会に向けての勢いづけとしても、早慶戦はいい結果で終わりたいです。いろんな意味で、今回の早慶レガッタでは絶対に6連覇を成し遂げなければいけないので、慶應全体の力を借りて総力戦で勝利を収めたいです。

早慶レガッタは明治36年から行われている伝統の一戦で、今年で第86回を迎える。早慶両校の威信をかけた戦いから目が離せない。