喊声

【喊声】10月号

 季節は秋。農作物は収穫を迎え、木々は紅葉により鮮やかさをます。秋とは実りや深みの季節だ

▼自然は時間とともに実りを迎えていくが、人間はどうだろうか。ありふれたことであるが、私は人が実りを迎えるためには、継続するか、あるいは新しいことに挑戦することが必要であると思う

▼ある物事を継続していく中で、小さな地道な努力を積み重ね、時には大きな失敗や壁を乗り越えていく。そうしてやり遂げることにより、自分自身を豊かにできる

▼一方、継続とはある意味反対のことだが、新しいことに挑戦することによっても、人は成長できる。秋はちょうど、スポーツの秋、読書の秋など、何かをはじめるのに最適な季節でもある

▼新しいことといっても、別に特別なことでなくてもいい。今までにあまり行ったことがないなら美術館に行くのでもいいし、合コンに参加してみるのでもいい。大事なのは、新しいことをはじめることによって、新しい人やモノにふれ、今までにない自分を知ることだ

▼時が過ぎるのは本当に早い。うかうかしているとあっという間に寒い冬がやってくる。その前のこの実りの秋に自分自身を実らせてみてはいかがだろうか。

(北澤栄章)

関連記事

  1. 【矢上が創る未来】理工学部長 青山藤詞郎教授
  2. KEIO150 第三部 先導者の足跡(1) ~三田キャンパス萬来…
  3. 【留学生スポットライト】第3回 カナダ出身 カルメン・ラムさん
  4. 喊声 6月号
  5. 《喊声》元号と慶應義塾
  6. 《喊声》龍馬は悲しからずや
  7. 喊声 11月号
  8. 《好きの1ページ》第4回 小さなカプセルの大きな世界







PAGE TOP