【走り続ける塾生】『CanCam』専属モデル 文学部2年 森星さん

撮影:白鳥真太郎氏

女性ファッション誌『CanCam』6月号の表紙を飾った、輝く笑顔に見とれた塾生もいるかもしれない。森星さん(文2)。幼稚舎から慶應義塾に入学し、今年で14年目。生粋の塾生であることをご存知だろうか。

幼いころから写真を撮られることが好きで、ファッションや芸術の世界に興味があったと話す森さん。大学入学を機に自分の可能性を試そうと、現在の事務所に入った。

その華麗な容貌と、抜群のスタイルを生かし、モデルとしてさまざまな雑誌やショーに出演。さらにテレビCMや映画「青いソラ白い雲」で主演し、女優としても活動の幅を広げている。さらに、『CanCam』6月号からは同誌専属モデルに抜擢された。

このように芸能界で活躍する森さん。「兄弟もみな慶應義塾にお世話になっている。両親も慶應の自由で伝統のある校風がすごく気に入っていて、私自身もすごく入りたいと思っていた」と義塾との出会いを語る。

幼稚舎・中等部・女子高等学校時代を通して出会った友人や先生は、他で出会う人とは違うエネルギーを持っているという。「幼稚舎時代には、授業で切絵をしたり、プロレスのビデオを観るなど、個性豊かな授業内容と先生に恵まれ、視野が広がりました」と当時の思い出について笑いを交えながら話す。

高校3年次に演劇会のクラス責任者を経験。「クオリティの高い演劇を目指して努力すると同時に、裏方の仕事も経験したことで今の仕事への興味も出た。今の私に影響しています」と振り返る。「自分のしたいことができるように背中を押してくれる。そんな校風の中で育つことができて本当に感謝しています」と愛塾心を覗かせた。

また、森さんのご家族は、タレント、デザイナーなど芸能関係者が多い。ご家族の力もあって、森さんには社交界への参加経験もある。社交界とは世界の王族や貴族、上流階級の人々が集まって交流する場のこと。「普通ならできないことができる自分の立場に感謝している」と話す森さんだが、プレッシャーなど華やかな世界の影も知った。「だからこそ、芸能界で仕事をすることに対してはそれなりの覚悟ができました」

仕事と学業の両立については、「好きなことをやらせてもらえているから、楽しい。忙しいからこそ自分が『生きている』という感じがする。辛いと思ったことはありません」と森さんらしい前向きな返答を頂いた。

母親がアメリカ人のため、英語も堪能。母親とは英語で会話するほか、海外の友人とも英語で会話する。大学では中国語を履修中。「ずっとこの仕事を続けていくかはまだ分からない。でも現時点では、国内のみならず、アジアや世界に活動の幅を広げたいと思う」と今後の目標を語った。そのポジティブな魅力が、世界中を虜にする日もそう遠くはないだろう。      (小町栄)

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森 星:1992年、東京都生まれ。モデル・女優。慶應義塾幼稚舎・中等部・女子高等学校を経て、現在慶應義塾大学文学部2年次在学中。映画「青いソラ白い雲」にて主演を務めるほか、テレビCMにも出演。女性ファッション誌『CanCam』専属モデルとして活躍中。