クリスマスも初詣もぼっちでした。リア充爆発しろ!!このストレスをすっきりさせるいい方法はないでしょうか(商3男)
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「一発ブン殴れば気分も晴れるんじゃね?」とH(文3男)が言い放つ。。「いまはヒーリングの時代ですよ」と白い目のK(理2男)。リク♡ラブ中でなにかとストレスフルな所長(政3女)が叫ぶ。どっちでもいいからストレス解消の方法探してきなさい!」かくして検証が始まった。

「警察ざただけはやめてよね!」という所長の命令で用意されたのは某国民的アニメをほうふつとさせるウサギのぬいぐるみ。「そいつに殴る蹴るの暴行か!」と言うや否やもうHはドスッ、バスッ、とうさぎを攻撃し始めていた。「うははは!これはたまらん!止め時が分からないね…はははっ…はぁ、はぁ、疲れてきた…」ばたりとその場に倒れるH。「主婦が隠れてやるぐらいがちょうどいいんだって…」と呆れ顔のK。

右手が重た~い、右手が重た~い

「ストレス発散どころか体力使い果たしちまったぁ〜」とぐったりしているHに代わり、Kが自信満々にヒーリングに挑戦。「よし、じゃあこの椅子に座って目をつぶります。手はひざの上。こうすれば自分の身体へ注意が向きやすくなるんです」「確かに」理工学部のくせに誰に教わったのかよくわからないヒーリング法が始まった。「深呼吸をしながら『私は落ち着いている』と声に出さずに何度も唱えます」。なんだかぶつぶつ唱えるK。正直、あやしすぎる。「リラックスしてきたら右手に意識を集中させ、頭の中で『右手が重た〜い』とゆっくり何度も唱えます…あっ本当に右手に重い感覚が起こってきました!」傍らから見たら、もう意味不明である。

「右手の次は左手、右足…と四肢に重感を意識させます。重感の次は温感。『右手が温か〜い』」…念のため言うが、慶應塾生新聞は、公正中立をモットーにしている。「穏やかな感じになってきました!!自分の身体に意識を向けて言葉を唱えるだけでこんなにリラックスできるんですね〜」Kは和んだ顔。確認するが、これは純粋なヒーリング法だ。ってか、もっとアロマとかなんかあっただろ?!
というわけで、今回の実験では、静的なリラクセーション法に軍配が上がったようだ(完全にKの独断)。お暇な方はこの方法を気軽にお試しされたい。(効果はイメージです)
(えみしゃ)